Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

2010-01-01から1年間の記事一覧

【Wargaming Column】ゆく年くる年2010

2010年の購入ウォーゲーム数は13個。「2010年ベスト!」と呼べるゲームは特に無し。今年はMusket & Pikeシリーズを習得したことと、GCACWシリーズの魅力に開眼したのが収獲だった。それから、あちこちの例会にお邪魔したおかげで対戦回数も増え、 平日ゲーム…

「White Death」 Scenario 1 AAR

昨日は、大泉学園の平日ゲーム会へ。まずN村氏、奥津城氏と「White Death」を初対戦。自分がドイツ軍を受け持ち、お二人にはソ連軍を分担していただいた。ドイツ軍の配置はソロプレイと同様、ヘクス2025の橋を厚く守るスタイル。これに対しソ連軍は、一撃奪…

「White Death」 Scenario 1 Solo-Play AAR

来週「White Death」の対戦が決まったので、早速ソロプレイで練習。 と言っても、どうやって動かすべきか分からなかったので、 CMJ本誌リプレイを参考に棋譜プレイっぽく遊んでみた。 まずは棋譜通り、ソ連軍第1インパルスに8移動力をつぎ込み、第184戦車旅…

【参考文献】決定版 太平洋戦争9「日本降伏」

決定版太平洋戦争?日本降伏 天皇・陸海軍・米ソそれぞれの戦い (歴史群像シリーズ) 作者: 片岡徹也,纐纈厚,佐藤卓己 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2010/11/30 メディア: ムック 購入: 4人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (2件) を見る 「決定版…

GMT 「Ardennes'44」 AAR

鶴見のYSGA例会にお邪魔してきた。今回は例年恒例のバルジ・ゲーム大会だそうで、自分は「Ardennes'44」(4卓同時プレイ・15人ぐらい参加?)に加わった。しかし事前の連絡では未経験者が多いと聞いていたので、インストを兼ねて遊べばいいのかと思っていたら…

Command Magazine #92 「White Death」

コマンドマガジン92号を購入。付録ゲームは、WWIIヴェリキエ・ルーキ戦「GDW ホワイト・デス」。 80年代に輸入されていたGDW版には、当時ほとんど興味を覚えなかったが、どうも最近、この1ユニット=大隊~中隊レベルのウォーゲームが自分のスィートスポット…

【Musket & Pike Series】「Gustav Adolf the Great」Lutzen AAR

秋葉原Role&Rollステーションにて、asasin氏とMusket & Pikeシリーズ「Gustav Adolf the Great」リュッツェン会戦を対戦してきた。と言っても、M&Pシリーズ初プレイのasasin氏にインストする形である。しかしソロプレイし た時にも言及したように、本シナリ…

GMT 「Normandy'44」 AAR

「Normandy'44」を初対戦。 自分がドイツ軍、karter氏がイギリス軍、Mi-boh氏がアメリカ軍を担当である。まずアメリカ軍空挺部隊は、ダイス目良くステップロスを免れ、第82空挺師団に至っては「断固とした反撃」で逆撃を与える活躍も見せた。一方イギリス軍…

GMT 「Normandy'44」 Solo-Play AAR

週末「Normandy'44」の対戦が決まったので、おさらいソロプレイを行った。今回は、当日担当するドイツ軍に重きを置いて考えてみた。初ソロプレイではドイツ軍戦線が破綻してしまったが、それは恐らくカーン前面に装甲師団を集めすぎてしまったためで、今回は…

【参考文献】歴史群像アーカイヴvol.17「西部戦線」

西部戦線 (歴史群像アーカイブVol.17) 作者: 学研パブリッシング 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2010/12/03 メディア: ムック クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 歴群アーカイブ「WWII 西部戦線」を購入。収録記事は、1940フラ…

「Triumph & Glory」Austerlitz 205th Anniversary Solo-Play AAR

本日はアウステルリッツ会戦205周年の日と云うことで「Triumph & Glory」のアウステルリッツ・シナリオをソロプレイしてみた。5年前にも「200周年記念対戦」をしたが、ロシア近衛軍団が最速起動→ミュラ、ベルナドット軍団全滅→ 孤立したナポレオン親衛軍団め…

Etersia Workshop「Hundred Hours Battle 1973」

個人的には今回のテーブルゲームフェス最大の注目作である「Hundred Hours Battle 1973」(第4次中東戦争)のご紹介。注目の理由は、これまでボードゲームを出版されてきたグランペール麾下の新ブランド、エテルシアワークショップの 第1弾ウォーゲームとし…

【Wargaming Column】テーブルゲームフェスティバル2010F

今日は朝からテーブルゲームフェスティバル2010Fのため浅草へ。開場時間ちょうどの10時に着き、待機列に続いて入場。最初に向かったグランペールさんのブースでN村氏と遭遇し、 2人とも目当てのウォーゲーム「Hundred Hours Battle 1973」を購入。その後、…

GMT 「Normandy'44」 Solo-Play AAR

先週購入したばかりの「Normandy'44」を早速ソロプレイしてみた。最初はプレイ例通りに動かし第3ターンまで進めた後、あらためて最初からやり直し、第7ターンまでプレイした。プレイ経過は、2戦目を載せておく。 まず降下では、アメリカ第82空挺師団が3連隊…

GMT「Normandy'44」

高田馬場のゲーム会にお邪魔し、SADA氏に代理購入してもらった「Normandy'44」を受け取ってきた。SADAさん、どうもありがとうございましたm(_ _)m 本作は、言わずと知れた1944年6月6日の連合軍ノルマンディ上陸作戦を扱った作戦級ゲームである。「Ukraine'43…

【Grand Tactical Series】「Panzer Command」 GTS.version AAR

YSGAにてasasin氏、N村氏に「Panzer Command」をインストしてきた。今回は上級入門シナリオ「The Soviets Breakout」を選択し、突破するソ連軍をasasin氏が、阻止するドイツ軍をN村氏が担当。序盤、チットで先手を取ったソ連軍がT34×2を 盤外突破させ、ドイ…

【参考文献】独ソ戦車戦シリーズ15「東部戦線のティーガー」

東部戦線のティーガー―ロストフ、そしてクルスクへ (独ソ戦車戦シリーズ) 作者: マクシムコロミーエツ,大里元,小松徳仁 出版社/メーカー: 大日本絵画 発売日: 2010/10/01 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログを見る 独ソ戦車戦シリーズ15「…

【参考文献】ジェイムズ・F・ダニガン他「戦争回避のテクノロジー」

戦争回避のテクノロジー 作者: ジェイムズ・F.ダニガン,ウィリアムマーテル,北詰洋一 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 1990/02 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (3件) を見る 初版が1990年なれど、いまだに新品在庫…

【Wargaming Column】「ゲーム猿のUstreamで生放送」NGワード編

後半のお題は、ウォーゲーム界における「NGワード」。つまり「それ書いちゃうと誰かに噛みつかれるぞ!」と云う地雷であり、ネット上で論争に発展しやすい言葉をNGワードと称されたのだ。それを事前に把握しておけば、不要ないさかいも起きないだろうけ…

【Wargaming Column】「ゲーム猿のUstreamで生放送・第三回」電子書籍編

6日夜、東京のウォーゲーム・クラブIMMELMAN例会での雑談を 「A Home of game Apes」のたかさわ氏がTwitter中継してくれた。 「IMMELMANSが語るウォーゲームのこと+延長戦」 さらに8日夜、たかさわ氏が突発的にUstreamを使い、説明不足だった部分、もっと…

同人「ドリームゲーム」

猿遊会2日目の夜、同人カードゲーム「ドリームゲーム」を遊ばせていただいた。 各プレイヤーは、1980年代の国内ウォーゲームメーカーとなり、ウォーゲームの構成要素(デザイナーやシステム等)を競り落とし、企画として組み立てて完成させ、その点数を競い合…

【Grand Tactical Series】「The Devil's Cauldron」 Saga of 1st Airborne AAR

猿遊会2日目は「Saga of 1st Airborne」シナリオを対戦。マーケット・ガーデン作戦、降下初日のアルンヘム攻略がテーマである。昨年の対戦ではイギリス軍のチット運が悪く、ある意味リベンジな感もある。自分は、イギリス軍プレイヤー諸氏を補佐しつつ、不在…

【Grand Tactical Series】「The Devil's Cauldron」 A Bridge too Far AAR

猿遊会初日は「A Bridge too Far」シナリオを対戦した。自分は義勇ポーランド空挺旅団と、救出に向かうイギリス軍第43歩兵師団を担当。対するN村氏率いる第9SS装甲師団特別戦闘団は、ポーランド空挺旅団を後背から攻めるべく、迂回路へ集結し、第10SS装甲師…

【Wargaming Column】猿遊会:勝手に前夜祭

いよいよ今年の猿遊会。それに合わせて上京されたtakoba氏の歓迎会を催してきた。池袋にて焼肉食べ放題飲み放題をがっつりと。MustAttackで募った参加者は、N村氏、Sin氏、奥津城氏、 F男氏、HA氏、菅原氏@さいたまゲームサークルの総勢8名。話題は、猿…

【参考文献】「戦闘技術の歴史3 近世編」

戦闘技術の歴史3 近世編 作者: クリステル・ヨルゲンセン,マイケル・F・パヴコヴィック,ロブ・S・ライス,フレデリック・C・シュネイ,クリス・L・スコット,淺野明,竹内喜,徳永優子 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 2010/10/19 メディア: 単行本 クリック…

【Grand Tactical Series】「The Devil's Cauldron」 A Bridge too Far Solo-Play AAR

引き続き「The Devil's Cauldron」の復習中。猿遊会でプレイ予定の「A Bridge Too Far」シナリオを並べてみた。こちらも昨年プレイしたものの、前半までしか進められなかったので、今年こそは、まる2日間使って完遂したい。盤上の円形マーカーは、両軍の間接…

【Grand Tactical Series】「The Devil's Cauldron」 Saga of 1st Airborne Solo-Play AAR

上級シナリオ「Saga of 1st Airborne」をソロプレイしてみた。昨年の猿遊会でプレイした際、イギリス軍のチット運が妙に悪く、第1空挺師団がアルンヘムに全然入れなかったと云う因縁深いシナリオである。とりあえず降下初日だけソロプレイしたところ、第1空…

【参考文献】「沖縄決戦 高級参謀の手記」

沖縄決戦 - 高級参謀の手記 (中公文庫プレミアム) 作者: 八原 博通 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/05/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 一箱古本市で「沖縄決戦 高級参謀の手記」(ハードカバー版)を100円で購入。以前から…

【参考文献】歴史群像アーカイヴvol.16「WWII 戦車大研究」

戦車大研究 (歴史群像アーカイブVol.16) 作者: 学研パブリッシング 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2010/10/07 メディア: ムック クリック: 2回 この商品を含むブログ (2件) を見る 歴史群像アーカイブvol.16「WWII 戦車大研究」を購入。IV号、…

CMJ/EP「日露戦争」AAR

初参加のちはら会にて「日露戦争」を5年ぶりに対戦してきた。自分は日本軍を担当。 sawada氏率いるロシア軍の遅滞防御に阻まれつつ遼陽に迫るも、反撃くらって戦力を削られ、こちらの攻撃もスカって進撃停止。日本軍の目標VP70には遠く及ばず、VP47で敗北し…