2012-01-01から1年間の記事一覧
2012年は「大きな変化」の年だった。昨年末の「ゆく年くる年2011」で 「自分の中で様々なモノが組み替えられ、 今まで身近だったモノから離れていく感覚もあった」と書いたが、まさに身近だったゲームから離れていった一年だったと感じている。 まず春の時点…
2012年最後のゲーム会で「Virgin Queen」を初プレイした。と言ってもルールを読みながらの検証プレイで、とりあえず今年買ったゲームを、ひとつでも多く遊んでおこうということで。今回は3人によるキャンペーン・シナリオ。自分がイングランドとプロテスタ…
2012年最後の購入ウォーゲームと思われる、Musket & Pikeシリーズ第6弾「Saints in Armor」が届いた。テーマは三十年戦争、神聖ローマ帝国側の将、甲冑の聖者と呼ばれたティリー伯ヨハネス・ツェルクレスの戦闘で、白山(ホワイト・ マウンテン)の戦いを含む…
「Triumph & Glory:Borodino」を対戦した。今回自分はフランス軍左翼、ネイの第III軍団、ウージューヌの第IV軍団などを担当。karter氏がフランス軍右翼、Mi-boh氏がロシア軍を受け持っている。フランス軍としては、とにかく前進して殴るだけである。 第1ター…
昨日は、ゲームマーケット2012秋に行ってきた。浅草着は、0900時過ぎ。まずはのんびり浅草寺へお参りしてから会場へ。前回にも増して待機人数が多かった気がしたけど、実際どうなんだろう。入場後、すぐに中古のTACTICS付録・3W「神聖ローマ帝国」を入手し、…
「No Question of Surrender」キャンペーン・シナリオ「The Siege of Bir Hacheim」を3人で初対戦した。要衝ビル・ハケイム陣地に立て籠もる自由フランス軍はMi-boh氏が担当。自分は頼りないイタリア軍トリエステ師団を、karter氏はドイツ軍第90軽師団を受け…
OCS(Operational Combat Series)の新作「The Blitzkrieg Legend」が到着。テーマは、1940年5月~6月の西方侵攻戦。ただし約一ヶ月で終結してしまった対オランダ、ベルギー、フランス戦をOCSスタンダードスケール(1ターン=1/2週間)に落とし込んでしまうと、…
ラスト・オブ・カンプフグルッペ〈3〉 作者: 高橋慶史 出版社/メーカー: 大日本絵画 発売日: 2012/10/01 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブログ (3件) を見る 神保町に寄ったら、新刊「ラスト・オブ・カンプフグルッペ III」を発見。7年ぶり…
昨日は、上京された山崎雅弘さん、奥津城さんと有楽町でランチ。普段酒を飲まない自分としては珍しくキルケニーを飲みながら、二時間弱ウォーゲーム話をしてきた(しかし結局はグラス一杯を飲みきれず)。 とりとめもなく様々な話題が出たが、印象に残ってるの…
今回は、平地における装甲スタックの戦闘について。歩兵、空挺、工兵、偵察ユニットとスタックしていない場合、戦車ユニットの戦闘力は半減する、という諸兵科連合ルールのため、GOSS(Grand Operational Simulation Series)では、戦車+歩兵スタックで運用す…
「Wacht am Rhein 2012」「Hurtgen:Hell's Forest」として発売されたGOSS(Grand Operational Simulation Series)2作であるが、いったいどのようなシステムであるのか、解析記事を書いておきたいと思う。本ゲームシステムは、1ユニット大隊レベルの精密作戦級…
戦略論 作者: 石津朋之,ジョンベイリス,ジェームズウィルツ,コリングレイ 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2012/09/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 「戦略論 現代世界の軍事と戦争」を購入。本書は、戦略研究の教科書的な位置づ…
現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事 (-) 作者: 井上孝司 出版社/メーカー: 潮書房光人新社 発売日: 2012/07/01 メディア: 単行本 クリック: 23回 この商品を含むブログ (5件) を見る 「現代ミリタリー・ロジスティクス入門…
ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争(上) (文春文庫) 作者: デイヴィッド・ハルバースタム 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/03/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争 下 (文春文庫) 作者: …
Karter氏とSix Angles版「The Desert Fox」を初対戦した。6/5に練習はしたものの、もう少し真っ当なプレイを目指そうと云うことで (補給ユニット消費は、日本語版改訂ルールを採用)。 Karter氏率いる枢軸軍は、第2ターンまでにトブルクへ接近。連合軍は細か…
「Wacht am Rhein 2012」と同時発売された同システム・ゲーム、「Hurtgen:Hell's Forest」が到着した。GOSS(Grand Operational Simulation Series)第2作となる本作のテーマは、アーヘン戦、ヒュルトゲン森林戦を中心とする1944年9月~12月のジークフリート戦…
バルジ戦ゲーム「Wacht am Rhein 2012」の練習シナリオ「Fight for Kesternich」をソロプレイした。1ターンだけなので、ソロプレイというより戦闘ルールの確認である。しかし早速、アメリカ軍側の配置で「?」となった。シナリオの指示通りだと、スタック超…
「No Question of Surrender」のアリエテ戦車師団攻撃シナリオ「The Italian's Really Attack」を対戦した。自分がイタリア軍アリエテ戦車師団を、karter氏が自由フランス軍を担当である。天候が霧でスタートしたため、視線は3ヘクス限定。この霧に乗じて、…
今日は秋葉原イエサブにて髭氏と平日ゲーム会。髭氏ご持参の「Leuthen: Frederick's Greatest Victory」を初対戦した。お題はもちろん七年戦争ロイテンの戦い。髭氏がプロイセン軍を、自分がオーストリア軍を担当。 本作では、ゲーム開始時に両軍ともユニッ…
GMT社の新作「Next War:Korea」を購入した。本作は、1992年発売「Crisis:Korea 1995」の20年振りのリメイクで、近未来に発生するかもしれない第二次朝鮮戦争を扱ったゲームである。旧版では、北朝鮮・韓国軍ユニットが見分けづらく、後にC3i誌でユニットが全…
GMT社の新作「Red Winter」を購入した。テーマは1939年冬戦争、トルヴァヤルヴィの戦いで 「TCS A Frozen Hell」と同じ期間、同じ戦区を扱っている。おおざっぱに書くと、雪深い森と結氷した湖を舞台に、パヤリ中佐率いるフィンランド軍が、ソ連の大部隊を相…
WWIIバルジ戦ビッグゲーム「Wacht am Rhein 2012」を購入した。「Wacht am Rhein」の初版はSPIから1977年に発売され、Decision Gamesからも2005年版がすでに発売されている。しかし今回の2012年版は、単なる2005年版の再版ではなく、基本ルールはGOSS(Grand …
「Normandy'44」を再び3人で対戦した。いつもなら自分がドイツ軍を受け持つのだが、たまには違った立場も試したいと云うことでイギリス軍を担当した。アメリカ軍はkarter氏、ドイツ軍はMi-boh氏といずれも初担当である。 序盤、いきなりアメリカ第82空挺師団…
以前からMi-boh氏が興味を持っていたので、Six Angles版「The Desert Fox」をインスト&観戦した。あくまでキャンペーン・シナリオの練習だが、枢軸軍をMi-boh氏が、連合軍をKarter氏が担当である。 さて序盤。北アフリカに到着したばかりのロンメル率いる枢…
GMT社の新作マルチ「Virgin Queen」を購入した。本作は、宗教改革を扱った「Here I Stand」の続編とも言うべきゲームで、 主にフランス宗教戦争(ユグノー戦争)、オランダ独立戦争、レパントの海戦、アルマダの海戦が起きた時期を扱っている。タイトル通り、…
新宿イエサブにてゲームジャーナル最新号を購入。なんと31号「文禄・朝鮮の役」以来、3年ぶりの購入である。 付録は、1985年にアドテクノスから発売された「ドイツ装甲師団長」のリメイク。旧作では西部戦線などもカバーしていが、今回は東部戦線のみ。戦車…
今回も行って来ました、ゲームマーケット。 朝9時過ぎに浅草に着いたので、まだ早いだろうと浅草寺にお参り。ところが会場入りしてみると、待機フロアいっぱいに行列が。 あんなに並んだのは初めてか? 買い物は4階、同人フロアから。「このシミュレーショ…
外人部隊の女 作者: スーザン・トラヴァース,高橋佳奈子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/09/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る WWII北アフリカ戦線にて、自由フランス軍旅団に参加した唯一の女性、スーザン・トラヴァースの自伝…
昨日は髭氏、HA氏と突発的にメシ会。そこでウォーゲーマーモードについての話が出た。 自分にも、様々なウォーゲーマーモードがある。たとえばゴリ子氏と「信長軍記」をプレイした時は、雰囲気を味わうより、最善手ばかり考えてプレイしていた。いわゆる競技…
ウォーゲームにおいて、勝ちにこだわるあまり、 現実にはまず行わないであろう選択をすることがよくある。それが実際の軍隊シミュレーション教育中に起きてしまったという事例がこちら。 The Last Stand「米軍でウォーゲームが大普及したせいで生じる問題」 …