Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

2009-01-01から1年間の記事一覧

【Musket & Pike Series】「Gustav Adolf the Great」Lutzen Solo-Play AAR

Musket & Pikeシリーズ「Gustav Adolf the Great」のリュッツェン会戦をソロプレイした。写真手前がグスタフ・アドルフ王率いるスウェーデン軍、 写真奥が傭兵隊長ヴァレンシュタイン率いる神聖ローマ帝国軍である。このシナリオでは、軽歩兵ユニッ トにも斉…

【Wargaming Column】 ゆく年くる年2009

2009年に購入した箱ウォーゲームは8個。雑誌・モジュール系は17冊。ただし今年は所有ゲームをお譲りしたり、処分したりでコレクションを再構築。ウォーゲーマーさんとの初対面、初対戦も多かった。特に猿遊会で、生涯ベストシステムのGTS「The Devil's Caul…

【Wargaming Column】CM77 同人ゲーム買い物報告

09:00現地到着、10:30入場、だったかな。冷たい海風が吹きつける消防出初め式会場に並んだが、真後ろの外人さんグループの会話が面白すぎて飽きなかった(^_^) さて買い物は、「Asean Fleet」「Aegean Fleet」「Club千葉#10 ASL1 Fighting Withdrawal サンプ…

【参考文献】決定版 太平洋戦争5「消耗戦」

決定版 太平洋戦争5消耗戦~ソロモン・東部ニューギニアの戦い (歴史群像シリーズ) 作者: 片岡徹也,瀬戸利春,森本忠夫 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2009/11/27 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 「決定版 太平洋戦…

【参考文献】David.M.Glants & Jonathan.M.House「Armageddon in Stalingrad」

Armageddon in Stalingrad: September-November 1942 (Modern War Studies, The Stalingrad Trilogy, volume 2) 作者: David M. Glantz,Jonathan M. House 出版社/メーカー: Univ Pr of Kansas 発売日: 2009/10/01 メディア: ハードカバー この商品を含むブ…

【参考文献】歴史群像アーカイヴvol.11「北アフリカ戦線 1940~1943」

歴史群像アーカイブ volume 11―Filing book 北アフリカ戦線1940~1943 (歴史群像シリーズ 歴史群像アーカイブ VOL. 11) 出版社/メーカー: 学研パブリッシング 発売日: 2009/12 メディア: ムック 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (1件) を見る …

【Operational Combat Series】「Baltic Gap」 Doppelkopf AAR

練馬の平日ゲーム会にて、Operational Combat Series最新作「Baltic Gap」を対戦した。プレイしたのは、ドイツ軍の反撃を扱った「5.6 Doppelkopf」。範囲はマップ1枚弱、わずか5ターンで終わるお手頃シナリオである。 自分はソ連軍を担当したが、なにせ初プ…

【参考文献】「Rossbach & Leuthen 1757」

Rossbach and Leuthen 1757: Prussia's Eagle Resurgent (Campaign) 作者: Simon Millar,Adam Hook 出版社/メーカー: Osprey Publishing 発売日: 2002/11/13 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る GMT「Prussia's Glory」シリーズの参考書と…

GMT 「Prussia's Glory II」

七年戦争クワドリ・シリーズ「Prussia's Glory II」を購入。前作は発売直後に買ったものの一回遊んだっきり放置しており、同様の扱いだったMusket & Pikeシリーズにも再挑戦する事だし、こちらも揃えておくかと云う判断で購入となった。本作も値下げ+i-OGM…

Vae Victis #65「La Guerre de Sept Ans」

Vae Victis誌65号「La Guerre de Sept Ans」を購入。メイン付録は7年戦争のポイント・トゥ・ポイント作戦級ゲームだが、キャンペーン・シナリオで扱うのは1757-58年のみなので、大仰に「1756-1763」と銘打ってしまうのは如何なものかと。それとも続編とか追…

【参考文献】Essential Histories 47「The French Religious Wars 1562-1598」

The French Religious Wars 1562–1598 (Guide to...) (English Edition) 作者:Knecht, Robert Jean Osprey Publishing Amazon オスプレイ社エッセンシャル・ヒストリーズ47巻「The French Religious Wars 1562-1598」を購入。40年にも及んだユグノー戦争を当…

【参考文献】Essential Histories 6「The Seven Year's War」

The Seven Years' War (Guide to...) (English Edition) 作者:Marston, Daniel Osprey Publishing Amazon エッセンシャル・ヒストリーズ6巻「The Seven Year's War」を購入。どうやら品薄らしく、米Amazon通して海外古書店から取り寄せ。勿論「Prussia's Glo…

【参考文献】「Luetzen 1632」

Luetzen 1632: Climax of the Thirty Years War (Campaign) 作者: Richard Brzezinski,Graham Turner 出版社/メーカー: Osprey Publishing 発売日: 2001/02/25 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る GMT「Adolf the Great」の参考書として、…

CMJ/VPG「No Retreat !」AAR

今日はYossy氏が購入された「No Retreat !」を初対戦。まずは「バルバロッサ作戦シナリオ」を遊んでみた。 自分がドイツ軍を担当し、第1、第2ターンは順調に進撃したが、ソ連軍ユニットはいくら撃破しても次から次へと盤上に復帰してくる。 それでも第3タ…

【Musket & Pike Series】GMT「Gustav Adolf the Great」

Musket & Pikeシリーズ第4弾「Gustav Adolf the Great」を購入。値引きセールで3000円ぐらいで買ったが、軒並み値段が下げられてるって事はM&Pシリーズ、売れてないな・・・ さて本作の主役は、いよいよスウェーデン王グスタフ・アドルフ2世。ようやくM&Pシ…

【Musket & Pike Series】GMT「Under the Lily Banners」

Musket & Pikeシリーズ第三弾「Under the Lily Banners」を購入。 本作もいつの間にか安売りされていて、セール価格3000円ほどで入手できた。CMJやGJより安いのは、ありがたい。 テーマはまたも三十年戦争だが、本作の主役はフランス軍と言うか、名将コンデ…

【Musket & Pike Series】Vae Victis #50「Paris vaut bien une messe !」

Vae Victis誌50号「Paris vaut bien une messe ! 」を購入した。タイトル訳は「パリはミサに値する」だそうで、本号付録ゲームは、フランス宗教戦争(ユグノー戦争)2会戦である。何故、この号を買ったかと言えば、実は付録ゲーム・デザイナーはMusket & Pike…

【参考文献】「Fornovo 1495」

Fornovo 1495: France's bloody fighting retreat (Campaign) 作者: David Nicolle,Richard Hook 出版社/メーカー: Osprey Publishing 発売日: 1996/09/15 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る オスプレイ社キャンペーンシリーズ43巻「Forn…

【Advanced Squad Leader】「ASL Action Pack #4 #5」「Turning the Tide」「ASL StarterKit Bonus Pack #1」

しばらくスルーしていたASL製品をi-OGMセールでまとめ買いした。もうサード・パーティ製品に手を出すつもりは無いものの、MMP社の公式製品だけは揃えておきたいのだ。 「ASL Action Pack 4 Normandy 1944」は、薄手のSKスタイル地図盤#53、#54、#55とシナリ…

【Musket & Pike Series】GMT「Sweden Fights On」

先日のTOM5で中世ミニチュア戦を堪能して以来、 ルネッサンス~近世の会戦に興味が出てきた今日この頃。 そこでGMT社のMusket & Pikeシリーズに再挑戦することにした。第一弾「This Accursed Civil War」は発売当時すぐ買ったが、今までずっと放置していたの…

【Wargaming Column】テーブルゲームフェスティバル2009の日

ここんとこ忙しくて、一週間ぶりの外出……。今日は、浅草のテーブルゲームフェスティバル2009に行ってきた。と言っても30分ほどブース回って退場。本当は欲しいゲームもちらほらあったが、今日はスルー。しかしせっかくなので銀座まで足を伸ばし、西山洋書の1…

【参考文献】Thomas Arnold「The Renaissance at War」

The Renaissance at War (Smithsonian History of Warfare) 作者: Thomas Arnold 出版社/メーカー: Harper Perennial 発売日: 2006/05/01 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る スミソニアン戦史シリーズ「The Renaissance at War」を購入。…

【Operational Combat Series】MMP「Baltic Gap」

Operational Combat Series(OCS)の第11作、「Baltic Gap」が到着。本作のテーマは、1944年夏・ソ連軍によるバルト諸国再征服である。ソ連軍が、白ロシア攻勢・バグラチオン作戦と連動して、ドイツ北方軍集団の孤立&包囲殲滅を狙うも、 ドイツ軍も精鋭グロス…

【参考文献】「ロンメル戦記」

ロンメル戦記 (学研M文庫) 作者: 山崎雅弘 出版社/メーカー: 学研プラス 発売日: 2013/11/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 新刊「ロンメル戦記」を購入。ロンメル元帥の生誕から悲劇的な死までを綴った詳細な、と言うより赤裸々な人物伝…

【Conflict of Heroes】「Storm of Steel !」AAR

今日は、Yossy氏宅にて「Storms of Steel !」を初対戦。新たに登場した航空機(スツーカとシュトルモビク)が使いたかったのでファイアファイト4「第158国営農場」オプション2.2を選んだ。攻撃側ドイツ軍はYossy氏、防御側ソ連軍は自分が担当。 序盤、ドイツ…

【By the Edge of the Sword】「Poitiers 1356」 AAR

Yossi氏と、Vae Victis誌26号「Poitiers 1356」を初対戦した。「By the Edge of the Sword」シリーズ第一作の百年戦争ポワティエ会戦だが、ルールは最新ver.7.2を採用。このverでは騎士突撃が強化され、射撃結果表の改訂によりフランス軍クロスボウ部隊が弱…

【By the Edge of the Sword】VaeVictis #81「Epees et Hallebardes 1315-1476」

Vae Victis誌81号も付録の「By the Edge of the Sword」シリーズ目当てに購入。いずれもスイス軍を主役とした3会戦を収録している。 「モルガルテン会戦(1315)」シュヴィーツ軍vsオーストリア連合軍。オーストリアの大軍が狭い隘路に引きずり込まれ、急斜面…

【By the Edge of the Sword】VaeVictis #62「La Croix et L'epee」

「By the Edge of the Sword」シリーズ目当てにVae Victis誌62号を購入。本号の付録はシリーズ屈指の大会戦(と言ってもハーフマップだが)、カトリック連合軍vsムワッヒド朝イスラム連合軍が激突する、 国土回復戦争、ナバス・デ・トロサ会戦(1212年)がテーマ…

【By the Edge of the Sword】VaeVictis #45「Au Fil De L'Epee」

Vae Victis誌45号も購入した。2作目ながらもシリーズ名となった「Au Fil De L'Epee」が付録である。収録されている4会戦をおおざっぱに書くと…… 「ミュレ会戦(1213)」アラゴン軍がアルビジョワ十字軍の籠もる城塞を攻めようとする前に、城の近くでのんびり…

【By the Edge of the Sword】VaeVictis #26「Poitiers 1356/Formigny 1450」

フランスのウォーゲーム雑誌Vae Victis誌26号を購入した。お目当ては付録ゲーム「Poitiers 1356/Formigny 1450」である。その名の通り百年戦争のポワティエ会戦、フォルミニー会戦を扱った中世の戦術級ゲームだが、実は本作を皮切りとした同一システム「By t…