6日夜、東京のウォーゲーム・クラブIMMELMAN例会での雑談を 「A Home of game Apes」のたかさわ氏がTwitter中継してくれた。
さらに8日夜、たかさわ氏が突発的にUstreamを使い、説明不足だった部分、もっと語りたかった事についておしゃべりで補足。1時間ほどだったが多数のレスもあり、こちらも大いに楽しませていただいた。
ただしこちらでまとめたのはレス発言ばかりで、 肝心のたかさわ氏の御発言がごっそり抜けてるのが残念無念。そこでちょっと解説的に、昨夜の話題を振り返ってみようと思う。
まずお題は「電子書籍」。すでに雑誌やBlog等で多くの方がウォーゲーム記事を書いておられるが、たかさわ氏は、まだまだ新しい書き手に出てきて欲しいそうで、そのための新しいメディアとして電子書籍を活用しては?との事だった。
たとえばウォーゲーム記事なり同人誌を電子書籍形態で発表して、ちょっとしたおこづかいを頂戴すると云うのも全然ありだろうと。その金額は「嫌儲」されるほどではなく「飲み代」になればいいぐらい。そしてウォーゲーム・メーカーに対しては、すでに品切れとなった雑誌記事を電子書籍として販売してほしいとも。これはすでにGMT社「C3i」誌が実現しているが国内誌でも是非と。それによってウォーゲームを遊ぶ環境が充実するし、エラッタ等のゲーム情報をアーカイブ化できれば、と話は広がっていった。
実は自分も、このBlogの番外編的な電子書籍を作りたいと思っている。しかしあまり大仰なモノを作ると、後続の敷居が高くなりそうだし、最初は5ページぐらいで「これなら俺にも作れる」と思ってもらえるモノを。だけど値段は100円……とスモール・ワンコインな金額を考えただけで、 自分の中から「うわ、お金取っちゃうんだ」と云う声が聞こえてきたり(苦笑)。しかし最初の一人が有料配布しないと、後続も有料にしない気がするし、逆に最初の一人が無料配布したら「無料が当然」という空気にもなりそうだ。そもそも有料に値するネタがあるんだかどうだか。それとも最初の数冊は準備号としてフリー・ダウンロードOKにし、 後から本格的なボリュームの書籍を出したらそれは有料にするとか? もしかして「フリーミアム」とか読んだ方がいい?
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
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と、たかさわ氏のおしゃべりを拝聴しつつ、いろいろ考えさせられた。後半の話題「ウォーゲーム的NGワード」については、次の記事で。