Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

SPI/HJ「オペレーション・タイフーン Operation Typhoon」

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メルカリにてホビージャパン版のSPI「オペレーション・タイフーン Operation Typhoon」(1988年発売)を購入。オペタイだったら昨年再版された国際通信社/IED版を買ったじゃないかと言われそうだが、あれは地図盤が2倍の大きさになったので、本来のサイズも欲しいなと思って。同じタイトルのゲームを複数個所有するのはスペース的にもあまりやりたくないのだが……

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我が家のゲームテーブル(ちゃぶ台)は、150cm×90cmなので、通常サイズのフルマップ3枚なら、ちょっとはみ出すけれど一応置けるのだ。これが国通/IED版だとマップ1枚しか置けないし、やはり本作はフルマップ3枚だけれどそれなりにプレイしやすい、という点が売りだと思うので。ただしこのHJ版は、地図盤に間違いがあり、マップAとBの接合部あたり、モスクワ北部の要塞ヘクス地形が2つの地図盤で異なる。正しくは平地らしい(IED版を参照)。他にもエラッタがあるかもしれないが、当時のTACTICS誌に載った形跡がないのよね……

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今回入手したのは、すでにカウンター切り離し済み。一応ユニットを(まだ切っていない)IED版のカウンターシートと照合してみたが、ひと通り揃っていた。まあ、比べてみると、たしかに国通/IED版は戦力値や部隊番号が修正されていたので、ユニットとしてはそちらの方が正しいのだろう。そして昔ながらのSPI式ユニットを見てみると、50代の老眼にはかなり厳しく感じる。そういう意味ではたしかに国通/IED版だけあれば良いじゃないかと思うのだが、それだとフルマップ3枚プレイがなかなかやりにくい。いっそHJ版の通常サイズの地図盤に、国通/IED版のデカいユニットを置いてみたらどうか……とも思ったり。サイズ的にはぎりぎり置けなくもないので、HJ版と国通/IED版の合体ソロプレイとか、そのうち試してみるかもしれない(^_^;)