クロノノーツゲームさんから、GMT「Holland'44」日本語版がライセンス発売されたので早速、購入。英語版も2019年に入手していたが、せっかく日本語版が出るならそれも欲しいなと。日本語版はボックスではなく、ジップロック版になっている。お題はもちろん、映画「遠すぎた橋」でもお馴染み、1944年9月オランダでの、米英連合軍による空挺突破「マーケット・ガーデン作戦」である。
英語版の地図盤はフルマップ+1/2マップだったが、重複する部分も多かったし、そこを完全にカットした日本語版は、英語版と同じ戦闘地域を扱っていながらもフルマップ+1/4マップになっている。地名はそのまま英語表記なので、原版の雰囲気がそのまま楽しめる。個人的には、あんまり地名とかカタカナで書かなくてもいい派です。
日本語版「Holland'44」の修正パッチシールが到着。ちょうど地図盤の折り目だから貼るの難しそう😅 pic.twitter.com/sNOZ6M9rqT
— wargaming-esoterica (@WEsoterica) July 19, 2023
※7月19日追記:英語のハードマップで追加された修正用のパッチシールをクロノノーツゲームさんから入手。
エラッタが適用されたのか、数値が変わっているユニットも存在したが、ほとんどは英語版と同じ。ただ、デザイナーのSimonitch氏から「降車状態の歩兵」ルールはほとんど使用しないので削除していいとの指示があったそうで、そのマーカーは無くなっている。一応、クロノさんのサイトから画像はダウンロードできるようだが、英語版に入っていたマーカーを使えばいいかなと。
さすがにターン進行表、戦闘結果表と地形効果表、配置と増援表は日本語化されていて、そこは便利になっている。
日本語版一式は、英語版ボックスに入るサイズなので、そのまま収納しようかなと。
日本語版ルールブックは、ルール改訂を適用してるはずなので、最新版としてプレイできそうだ。自分も、英語版を買ってすぐ1回プレイしただけなので、久しぶりに触れてみたいと思う。しかしいつも書くけれど、近年のSiminitch氏のWWII作戦級シリーズは良い意味で、普通に面白いのがわかっている優等生ゲームなので、つい後回しにしてしまうのも事実。むしろ、得体の知れない謎ゲームの検証を優先しているっていう……(^_^;)