Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Air Power Series】Clash of Arms「The Speed of Heat」

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クロノノーツゲームさんから「Air Superiority」の続編……と言うか、改良されたルールを実装して「Air Power」シリーズとなった「The Speed of Heat」を購入した。実はこれも以前、所有していたが「Air Superiority」も買い直したことだし、これも手元に持っておくかと。以前はフラットボックス版を持っていて、それもヤフオクで売られていたけれど、結局中身はすべてA4サイズだし、フラットボックスは他のゲームと一緒に収納しにくいという理由でジップロック版を購入。

本作は、朝鮮戦争ベトナム戦争期の40機種が収録され、ここから「Air Power」シリーズという名称になり、スタンダードルールと個別ルールという構成になっている。ありがたいことに、クロノノーツゲームさんでは「今日も6ゾロ」氏によるフルカラーの翻訳ルールデータがアップされている。

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航空機カウンターは、ただのシルエットだった「Air Superiority」とは違って、微細な線画イラストになっている。

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収録機種は、F4ファントム、F86セイバー、Mig21フィッシュベット等の有名機はもちろん、F7U3カトラス、F9Fクーガー、A37Bドラゴンフライ、A1スカイレイダー(レシプロ機)等々も登場。F102デルタダガー、F106デルタダート等もあり、ソ連の核爆撃機に対する仮想要撃シナリオも収録されている。

ご多分に漏れず、自分も「エリア88」ファンだったので、物語の初期で主要キャラたちが搭乗していた(そして本作に収録されている)F8クルセイダーやF100スーパーセイバーには思い入れがある。実際、そのあたりの機種ってどうだったの?というあたり、ユニットを動かしつつ、確かめてみたい気はする。