Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの日記

【Advanced Squad Leader】「Croix de Guerre 2nd Edition」「Winter Offensive Bonus Pack #11」

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プレオーダーしていたASL(Advanced Squad Leader)の新版フランス軍モジュール「Croix de Guerre (2nd Edition)」が到着。この初版は、アバロンヒル時代の1992年に発売されたものの、それから28年間、一度も再版されていなかったというシロモノ。イタリア軍ですら(失礼)2回も再版されたのに、フランス軍はもっと人気が無いのだろうか。たしかに自分も、1999年に初版を買ったが、発売から7年後だったのに、まだ普通にi-OGMに在庫があったからなあ。

しかしこの第2版、さすが28年ぶりの再版とあって、カウンターシート11枚、シナリオ41本という「Yanks 2nd」「Rising Sun」を上回る大ボリューム。しかもヒストリカル・モジュール「Dinant:Rommel at Meuse」(1940年5月、ロンメル麾下の第7装甲師団によるムーズ渡河戦)付きという大盤振る舞いだ。 

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こちらが、1940年以前の(ドイツに降伏する以前の)フランス軍。 

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こちらがASL初登場のヴィシー・フランス軍ユニット。この画像はiPhoneで撮ったが、実物は、もう少し枠が水色っぽい。カウンターに記された額面能力値は、本来のフランス軍と変わらないが、装備している車輌や火器がドイツ製という場合もあり。 

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こちらもASL初登場の自由フランス軍ユニット。色はフランス軍なれど、能力値はイギリス軍的。もちろん車輌や火器は、連合軍供与となっている。 

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そしてヒストリカル・モジュール用に、ドイツ軍カウンターもかなりの数が収録されている。中でも目立つのは、ロンメル師団長(10-2)カウンター。ちなみに除去されたり、負傷退場すると、周囲の兵たちが指揮官喪失士気チェック(LLMC)を強いられるのはもちろん、キャンペーンゲームでの部隊購入ポイントまで減ってしまう。じゃあ前線に出てこなければ良いのにと思う一方、ゲーム中でロンメルが狙撃されるのを見たかったり、渡河ヘクスに置いて『師団長が足を濡らしたぞ!』と言いたい気持ちもあったり。 

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こちらが付録のヒストリカル・モジュール「Dinant:Rommel at Meuse」の地図盤。フルマップ2枚。題材としても、たしかに面白そうなので、いずれ手を出してみたい……と言いつつ、溜まり続けるヒストリカル物。まあ、いろいろ集めてから、どれをプレイするか考えよう。 

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旧「Croix de Guerre」に加え、「ASL Annual」「ASL Journal」で発表された、フランス軍登場シナリオの改訂版30本が収録。1940年の国内戦はもちろん、ノルウェーインドシナカンボジア、シリア、モロッコと、フランス植民地ツアー的な趣も。また「Dinant:Rommel at Meuse」には11本のシナリオが収録されているが、上記のヒストリカルマップを使うのは、そのうち9本。「Dinant」のヒストリカルマップを使用して、1944年12月のバルジ戦の、ドイツ第2装甲師団がムーズ河まで迫った時の戦闘を扱うシナリオも収録されている。

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そして今回「Croix de Guerre」と同時発売となった「Winter Offensive Bonus Pack #11」も購入。こちらは地図盤1枚、3シナリオが収録。その中には、1945年11月、すでに太平洋戦争も終結した後のインドネシアで、同地を接収したイギリス軍インド師団と、植民地支配に抵抗するインドネシア自警団との戦闘も収録されている。さすがASL。なんでもシナリオにするなあ……