- 作者: マイケルハワード,Michael Howard,奥村房夫,奥村大作
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 文庫
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30年前に出版された「ヨーロッパ史と戦争」が、「改訂版 ヨーロッパ史における戦争」として再刊されたと聞き購入。良かった。旧版が入手できないから原書読もうかと思ってたところである。
内容は、中世以降のヨーロッパ戦争を「担い手」によって分析し、封建騎士、傭兵、商人、専門家、革命、民族、技術者の戦争と題して時系列的に各章を構成し、WWII後をヨーロッパの終焉と位置づけている。各章では、その時代の戦争・軍隊・兵器の様相をざっと解説し、総文章量は少ないものの、ヨーロッパ戦史を俯瞰するには良い本かと。