今月の新刊「現代陸戦概説」を購入。著者クリストファー・タックは、イギリス王立士官学校(サンドハースト)の上級講師を経て、イギリス国防大学(キングス・カレッジ・ロンドン)の准教授を務めているそうで、本書は2022年に出版された第2版の翻訳。そのため、2022年に始まった現在のウクライナ戦争の教訓はあまり反映されていないが、タイトル通り、第一次世界大戦から21世紀の戦争における陸戦の変遷についてまとめられているので、ウォーゲーマー的にもありがたい内容。
本書では、現代陸戦における「軍事革命」「作戦術」「電撃戦」「ハイブリッド戦」というテーマについても触れているが、両論併記というか「いや、それは軍事革命なのか進化なのか」「作戦術は過剰に重要視され過ぎている」「ハイブリッド戦は特別新しい戦争ではないのではないか」といった近年の論点、論争も採りあげているので、そういった陸戦概念について大まかに知るには良い本だなと。
