Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの日記

「Stalingrad'42」Operation Uranus Solo-Play AAR

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Merry Christmas! 年末年始のソロプレイ・シリーズとして、次は「TSWW:Barbarossa」の天王星(ウラヌス)作戦シナリオでもと思ったが、よく考えたら、それより前に購入したGMT「Stalingrad'42」の天王星作戦シナリオに触れていなかった。ややこしいTSWWを始める前に、それよりは簡単なシモニッチ御大の「Stalingrad'42」からということで。 

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しかし、さらによく考えると、天王星作戦そのものを切り取った作戦級ゲームやシナリオにも、あまり触れたことがない。自分が所有している「OCS:Enemy at the Gates」「OCS:Case Blue」にも、この1942年末のソ連軍の冬季反攻⇨スターリングラード包囲に至る戦いは含まれているが、なにせOCSのそれは規模がデカ過ぎて、我が家ではプレイ不可。VASSALならプレイ可能だが、まだ未踏峰になっている。 

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シナリオは、まず第1(1942年11月12~19日)ターンのソ連軍フェイズから。この第1ターンに、ソ連軍は戦術移動(2ヘクスまで)と鉄道移動しかできない。今回は、プレイブックに載っていた第1ターンのプレイ例を見つつ、ルールを思い出しながら進めてみた。スターリングラード北西では、早くもソ連第5戦車軍が、脆弱なルーマニア軍戦線を突破し、ドイツ第6軍の背後に進出した。 

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スターリングラード南部でも、ソ連軍は同じくルーマニア軍戦線を食い破り、早くもドイツ第4装甲軍司令部に達している。プレイ例を読むと、この第4装甲軍司令部が枢軸軍反撃の鍵になるそうで、さっさと脱出させた方が良いそうだが、あいにくこの後…… 

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手番代わって、第1ターン裏の枢軸軍。ここでの枢軸軍も、交代ターン(ルール33.2.3)という、限定された移動と戦闘しか行えなくなっている。それでも一応、前線から部隊を後退させ、包囲網から脱するための機動反撃戦力を捻出。このあたり、ちまちまとした戦線整理に追われた。 

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続く第2(1942年11月20~23日)ターン。先手ソ連軍は、ドイツ第6軍、第4装甲軍を一網打尽にしようと、南北から迫った。しかしソ連軍の増援部隊は北から来るばかりで、南方が手薄になっている。北から徐々に南に部隊を押し下げていくイメージがあった方が良いのかもしれない。 

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第2ターン裏の枢軸軍。包囲されてたまるかと、ドイツ軍装甲師団が内側からの突破攻撃に出た。しかし最初から損耗している師団が多く、ソ連軍を後退させるだけで、損失を与えられない。一応、まだかろうじて外部との補給線はつながっている。 

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第3(1942年11月24日~28日)ターン。先手ソ連軍は、北から戦力を押し下げ、脱出しようとしたドイツ第29装甲擲弾兵師団を包囲して除去。そのまま再び包囲網を閉じた。しかし相変わらず、南部の包囲が薄い。この後、枢軸軍ターンとなり、増援のマンシュタイン将軍(断固とした防御と、交戦離脱のダイス振り直し可)と第6装甲師団が登場して解囲作戦が始まるが、今回は味見なのでソロプレイもここまで。12月になれば、イタリア第8軍を狙った小土星作戦も始まるが、そちらも割愛。

とりあえず枢軸軍としては、ルーマニア軍戦線が呆気なくやられてしまうので、がっぷり四つに組んだ戦線から、どうやって機動戦力を引き抜くかが大事かなあと。ソ連軍からすれば、北を主攻、南を助攻とし、徐々に戦力を南にシフトしていくことを念頭に置いた方が良いかも……という感触。でも小土星作戦も始まったら、また戦略配分も変わってくるのだろう。まあ、この程度の練習ソロプレイでも、軽く一度触れておくと、本番の対戦にも役立つので。ただ、青作戦シナリオとどっちをプレイしたいかと言われると、個人的には、豪快な機動戦の青作戦かなと。いやでも小土星作戦まで含めてやるなら、こちらの方が面白いのかな。そのあたりはいずれまた……