Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Battalion Combat Series】「Last Blitzkrieg」Breakthrough Campaign with BCSv1.2 Solo-Play AAR Part.1 (16 December)

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「BCS:Last Blitzkrieg」の序盤キャンペーンをソロプレイ開始。まず攻勢開始の第1(12月16日)ターン。先手ドイツ軍は、第3降下猟兵師団から活性化。部隊機能判定(SNAFU)結果は「半減(Partial)」だったものの、同師団はアメリカ第14騎兵グループを襲い、砲撃(Barrage)と通常攻撃(Attacks)によって、2ユニットを除去した。ただし敵射撃ゾーン内に入ったがために発生した停止射撃戦(Stop Engargement)によって、師団を支援していたIII号突撃砲が2ステップとも失われ、師団は丸裸の歩兵部隊と化した。

それでも一応、突破口は開けたので、活性化に成功したパイパー戦闘団が前進(司令部が使用済みで始まるため、第1活性化は無く、ダイスロールに成功すれば第2活性化だけ行える)。ただしパイパー戦闘団司令部の指揮範囲内(5ヘクス)に連合軍ユニットがいなかったため、戦闘OBJマーカーを配置できず、単なる前進で終わった。そしてこれに続くはずの第1SS装甲師団本隊は、第2活性化スタートに失敗して移動できず。さらに北では、第12SS装甲師団も、第1ターン増援の第150装甲旅団も、第2活性化スタートに失敗し、ある意味史実通り、パイパー戦闘団だけが突っ走る展開となった。 

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Schnee Eifel(シェネー・アイフェル)付近では、アメリカ第106歩兵師団が、ドイツ第18国民擲弾兵師団に包囲されつつある。またドイツ第62国民擲弾兵師団は、要衝St.Vith(サン・ビット)に向かう命令を受領していたが、いまだOur河には達していない。

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第116「猟犬」装甲師団は、第2活性化(のみ)に成功したものの、結果は「半減」で、今ひとつ攻撃が冴えない。隣の第560国民擲弾兵師団も、二度の活性化に成功し、アメリカ第28歩兵師団第112連隊を削っているが、二度の通常攻撃によって疲労度が2上昇。こちらも今ひとつ。

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ドイツ第2装甲師団の歩兵大隊は、第1活性化でゴムボートでOur河を渡り、第2活性化でMarnach(マールナッハ D2624)を攻撃。これを守備していたアメリカ軍中隊を葬り、要衝Crelvaux(クレルボー D2425)への道を啓開した。

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南部のドイツ第7軍戦区も、このターンはほとんど渡河に終始した。一応、第276国民擲弾兵師団は、強力な88mm砲の火力支援を得ており、対岸のアメリカ軍機甲偵察大隊を打ち据えている。と言うか、アメリカ軍はこの位置に射撃ユニットを配置してはだめか。

……というように、12月16日だけで両軍30個のフォーメーション(師団・戦闘団)を活性化する必要があり、ここまで完遂するにも半日かかった。まあ、1フォーメーション(ユニット10個程度)ずつ動かせば良いので、それ自体、あまり負担には感じなかった。早くゲームを進めたい、せっかちなゲーマーには不向きかもしれないが、自分のように、ちまちま少しずつ進める人間には、結構合っていると思う。

また明日、第2(12月17日)ターンから再開しよう……