Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Musket & Pike Series】「Gustav Adolf the Great」 Breitenfeld 380th Anniversary AAR

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9月17日、「Gustav Adolf the Great」ブライテンフェルト会戦をプレイした。1631年から数えて、ちょうど380周年記念対戦である。今回はMi-boh氏がスウェーデン軍右翼と中翼を担当。karter氏がスウェーデン軍左翼とザクセン軍を担当。自分が神聖ローマ帝国軍を受け持ち、三人マルチプレイと相成った。Mi-boh氏とkarter氏は、M&Pシリーズ初プレイであるが、あえてこのMusket & Pikeシリーズ最大(マップ1.5枚)のシナリオを選んでみた。地図盤は広いが、ユニットが多いわけでもなく、特別ルールもさほど無く、初心者でも怯む必要なく遊べると思う。

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さて第1ターン。甲冑伯ティリー率いる帝国軍2ヘクス重歩兵部隊は、活性化に3回成功して、スウェーデン軍の目前まで接近。帝国軍左翼とスウェーデン軍右翼の騎兵は、がっぷり四つで射撃戦。ザクセン軍騎兵は、1戦力削られただけで敗退していく。

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第2ターン、帝国軍中央の重歩兵部隊がいよいよ接敵。ところが甲冑伯ティリーの活性化は1回で終了してしまった。しかも移動途中で、側背を晒したままのユニットもあり、ここでスウェーデン軍に割り込まれれば、甚大な損害を被ったはず……

ところが第3ターン。グスタフ・アドルフ王が重歩兵部隊の割り込みに失敗。難を逃れた神聖ローマ帝国軍は態勢を立て直し、ス ウェーデン軍翼端の重歩兵に真後ろから襲いかかり、これを除去。さらにザクセン司令官ヨハン・ゲオルグI世も負傷退場……

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しかしスウェーデン軍も、絶大な火力で帝国軍重歩兵を撃ち負かし、帝国軍中央では2ヘクス重歩兵が次々士気崩壊……というあたりで時間切れ、お開きとなった。

まあ、M&P初プレイのお二人には、スウェーデン軍火力の恐ろしさが十分にご理解いただけたと思う。旧式テルシオと新式スウェーデン軍の差が如実に味わえる戦いだ。  

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