
先日ソロプレイした「La Bataille de Kulm」の会戦2日目シナリオを試してみることに。前回は初日シナリオだったが、その結果をそのまま引き継ぐ連日キャンペーンではなく、史実の2日目だけ切り取ったシナリオを史実通りに配置してプレイしようと。ちなみに今回のソロプレイも、添付されたME(Marshal Premier)版ルールではなく、個人的好みによってXXX(30周年)版ルールを使用。

こちらがフランス軍陣営。主力の第1、第42師団はすでに地図盤中央まで進出し、前日の戦闘で消耗した第5、第23師団(各大隊2~4兵力減)はクルムの街の後方まで下がっている。

フランス軍前線はこんな感じ。一応、戦線は整っているかに見えるが、実は右翼の第42師団も損耗著しく、軽歩兵、戦列歩兵大隊ともに2~3兵力を失った状態。

こちらが連合(ロシア)軍陣営。こちらもすでに騎兵師団は地図盤外へ退却(後で増援として戻ってくる)、第1親衛師団の前衛部隊も除去済み。第V軍団全体の士気レベルも1落ちている。また、なぜか「西に向けて配置しろ」と書いてある一群は、やはり前日の戦闘で消耗し、後方へ下がるところなのか。代わりに2日目開始の08:00ターンに地図盤南端からオーストリア軍が加勢に駆けつける予定なので、そのスペースを空けるためでもあるのだろう。

というわけで第1ターン、1813年8月30日08:00ターン。会戦2日目は、前線北部でのロシア第2親衛師団とフランス第42師団の射撃戦から幕を開けた。増援チット時には、地図盤南端から増援のオーストリア軍も登場したが、ロシア胸甲騎兵師団たちが邪魔で広く展開できないし、ユニットを小出しにする形で良いのかなと。ちなみにオーストリア歩兵大隊群ユニットは10兵力以上という大所帯だが、特別選択ルールを採用して各大隊とも5兵力減で登場させた。一応、3日前のドレスデン会戦で敗退した後なので、それぐらい消耗しているものだろうと。対するフランス軍は、二手に分かれていた第2師団を一箇所に集め、師団長デュモンソー(Dumonceau)の指揮範囲に収めつつ、オーストリア軍に対処させる予定。
08:20ターン。ロシア胸甲騎兵師団たちは、ようやく自力で活性化し、増援が入って来る余地を空けようとしたが、それより早くオーストリア軍チット、増援チットが来てしまい、地図盤端ががちゃつく展開に。まあ、チットを用いず理路整然とユニットを動かせるよりも、このように不手際が自然と発生する方が個人的には好み。対するフランス軍も、オーストリア軍の準備が整う前に攻めればいいものを、第1軽騎兵師団が自力活性化できず、漫然と時が過ぎていく。
08:40ターン。先手チットを引いたフランス第2師団が川沿いに布陣。前衛の軽歩兵部隊が散兵となってオーストリア軍先鋒部隊に接触。もはや地図盤南部もがっぷり歩兵同士が四つに組みつつあり、両軍騎兵部隊は一歩退いて機会を伺うことに。

09:00ターン。ようやく戦線が揃ってきたオーストリア軍も攻撃開始。フランス前衛の軽歩兵部隊に猛射を浴びせていく。このオーストリア大隊群、横隊のようにユニット頂点を向くけれど縦隊のように移動し、射撃し、射撃防御は縦隊のように弱いという、なんだかよくわからない変態隊形だなと。
09:20ターン。オーストリア軍の猛射により、フランス第2師団前衛の軽歩兵3個大隊が除去。また北部では、フランス軍前線最右翼を守っていた大隊が、ロシア第2親衛師団に側面からも攻められこれも除去。フランス軍戦線は徐々に食い破られつつある。

09:40ターン。オーストリア軍の猛攻は続き、遂にフランス第2師団の戦列歩兵も食い破られた。ここまで来て、なるほどオーストリア歩兵大隊群って、無理に2ヘクス横隊にせず、1ヘクスのまま並べればいいのかなと気づく。射撃防御は縦隊状態なので弱いけれど、兵力は潤沢にあるから、やられてもやられても後列の中隊(兵力値)を前に出して攻撃を継続するという人海戦術か。お前らロシア軍か。車懸かりか。
10:00ターン。フランス軍としては、前線を突破したオーストリア兵を、後方に控えていた第1軽騎兵師団で追い返したいところだが、残念、自力活性化に失敗。連合軍は、さらに南北両翼でフランス軍大隊を除去し、包囲網を狭めていく。
10:20ターン。フランス軍は第1軽騎兵師団を自力活性化したものの、チットで先手を取ったのはオーストリア軍。先に前線を砲兵を並べて迎え撃つ態勢を整えてしまった。後手となったフランス軍は、それでも一応やってみるかと槍騎兵を1個大隊突撃させてみたが、案の定、砲兵に撃たれ、防御射撃にも成功されあえなく除去。フランス軍は、後方に控えていた守備隊(軽歩兵でもなく戦列歩兵でもない工兵大隊を含む)を注ぎ込み、前線を維持しようと試みる。

10:40ターン。地図盤南端から、いったん盤外に逃れていたロシア騎兵師団が戻ってきて、フランス第1軽騎兵師団に接敵。フランス軍は突撃前退却でこれをいなし、いったん後退。フランス第2師団は、オーストリア軍の猛攻を受け、ほぼ壊滅(残り3個大隊)。この時点でフランス第I軍団の士気レベルも1に低下した(ただしあと1個大隊喪失で士気レベルが2に落ちる)。

……というあたりで今回のソロプレイはお開き。初めて使ったオーストリア歩兵大隊群をどう運用すればいいのか、途中から気づいたので、また最初からやり直したいなと。
ちなみにこの状態で、2ターン後にはフランス軍後背からプロイセン軍も出てくるという酷い状況。シナリオとして初日、2日目、どちらがプレイしやすいか、面白いかと言われれば、うーん、最初から会戦を組み立てていく初日の方がオススメなのかなあと。ただ、オーストリア歩兵大隊群という変態隊形も面白いし、それは2日目シナリオしか出てこないので、いっそ2日間キャンペーンを通しでやるしか。