Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Wargaming Column】ゆく年くる年2023

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毎年恒例、今年の振り返り&来年の展望について。

【2023年の購入ウォーゲーム】

こちらが2023年に購入したウォーゲーム。元々プレオーダー済みのシリーズゲーム(BCS、OCS、GTS、ASL、TLNBの新作)はともかく、予定外の再販(激闘関ヶ原、オペタイ、三国志演義)や、そこに手を出しちゃったのか(ツクダのガンダムゲーム)というタイトルもあり、やはり想定内には収まらなかった。いや2023年は、購入個数よりも、購入金額の方が酷かった。たしかに円安、物価高な一年だったが、それを最も感じたのが輸入ウォーゲームの買いものだったと思う。来年はもう少し落ち着いてくれ……

2023年のノスタルジー系としては、「激闘関ヶ原」の再販が嬉しかったし、「新信長風雲録」という形で戦国群雄伝シリーズの新作が発売されたのも驚いた。まだまだ戦国群雄伝としてゲーム化されていない時期や場所は多々あるので、これからも新作に期待したい。また先日買い直したばかりだが「ガンダム戦史」が手元に戻ってきたのも印象的。価格としても一線を越えてしまったが、ここ数年で中古ウォーゲームの価格相場も上がってきたように感じている。

完全新作では、まさか中国語ルールを翻訳するとは思わなかった「全域戦場」に一番体力と時間を取られた。しかしおかげでBANZAIマガジンにも寄稿させて頂いたし、何よりこの翻訳を契機にChatGPTを使うようになったので、本業的にも助かった。

【2023年のウォーゲーム・プレイ】

2023年は「GTS Strike-CounterStrike」「BCS Valley of Tears」「全域戦場」「TLNB7.36」と、ルール翻訳にばかり時間とエネルギーが奪われて、実プレイする時間まで確保できなかった。ある意味、準備の一年だったかなと。

【2024年の購入ウォーゲーム予想】

すでに支払い済みの、NES「Winter's Victory」(Wellington's Victoryシステムのアイラウ戦)、同じくNES「The Jaws of Victory」(チェルカッスイ包囲戦)、TSWW「Balkan Fury」、OSG「TLNB Napoleon's End」あたりは確定。プレオーダーしているMMP「GTS Utah」は送料込み300ドルオーバーなので、円安が進むと恐ろしい金額に。「GOSS Market Garden」も来年出るのだろうか(遅れると予想)。すでに発売されているVUCAの「Red Strike」に手を出すかは微妙。CoAの「バタイユ・ワーブル」は買うと思う。国内では「第五次辺境戦争」の再販は買うよなあ……

 

予想した通り、昨年2022年がひとつのウォーゲーム活動のピークで、2023年はソロプレイ回数も低調だった。実際、この年末年始も、例年のようにじっくりソロプレイする時間が取れていない。また、占いの世界で言うと、来年は個人的に「整理の年」(12年周期)なので、また少しゲームも処分するつもり。12年前の2012年も、かなりゲームから離れた一年だったので、来年もそうなるんじゃないかな。今年同様、とりあえず欲しいゲームだけ確保して終わりかも。まあ、蔵書系ウォーゲーマーとしては、それでも良いのだけれど。

ということで、来年も買いもの記録ばかりになると思いますが、引き続き宜しくお願いいたします。皆様、どうぞ良いお年を……