Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Wargaming Column】ゆく年くる年2019、そして2010年代総括

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【2019年の購入ウォーゲーム】

今年購入したのは、ウォーゲーム12個+ASL5個+ASL小物4点。購入が10個を超えたのは、2012年以来7年ぶり。その大半が、昨年末の時点で『来年は買う』と想定したモノなので、それは良しとしよう。問題は、昨年末の時点でまったく買うつもりが無かった「TSWW(The Second World War)」シリーズと「A World at War」「Gathering Storm」に手を出してしまったこと。いったん断捨離もしたので、もうWWII作戦級~戦術級だけあれば良いじゃないかと言っていたのに、戦略級方面にも手を出してしまった。まあ、先日のWWIIクリスマスツリー記事でも書いたが、これによって第二次世界大戦を複数のレイヤーでプレイできることになったので、それもまた良し。

【2019年のウォーゲーム活動】

引き続き、ほぼ引退状態のソロプレイ専門。しかし今年は仕事が忙しくなったので、ソロプレイに割く時間も限られてしまった。それでも今年購入したゲームの大半は、一度はソロプレイして、とりあえず稼働状態とした。今年こそ回数を増やそうと思っていたASLも、相変わらずのコレクター状態。「A World at War」も手が出なかったけれど、先に「Gathering Storm」のルールを訳している。

そして、分厚いTSWWのルールを訳し、ミニシナリオながらも、実際のソロプレイまで漕ぎ着けただけでも、自分で自分を褒めても良いんじゃないだろうか。実際、今年プレイした中では「TSWW:Day of Infamy」がマイベスト・ウォーゲーム2019。

また今年は、このBlogに読書記事を追加した。やはりウォーゲームと戦史書は切っても切り離せないということで、戦史書の記事でもウォーゲーム・タイトルに言及するようにしてみた。このあたり、うまくリンクさせていきたいところ。

【2020年の購入ウォーゲーム予想】

とりあえず新年早々、ASLフランス軍モジュール「Croix de Guerre 第2版」、デラックスASL総集編「Delux ASL Redux」、ASLヒストリカル・モジュール「Onslaught to Orsha」と、またASL部隊が続々到着しそう。「TSWW:Barbarossa」も、そろそろのはず。「CSS:Fulda」「GOSS:Lucky Forward」は3月という話だが、それもどうなるんだか。他にも「OCS:Hungarian Rhapsody」「GTS:Race for Bastogne」も注文済みだが、どちらもいまだにP500に達していないので、来年以降かもしれない。

【2020年のウォーゲーム活動予想】

今年は、TSWWのルールを訳したが、来年「TSWW:Barbarossa」の発売に伴ってルールもアップデートされるはず。そのルールも訳す予定だし、すでに「TSWW:Hakkaa Päälle」の特別ルールは翻訳済み。「Singapore !」の特別ルールの翻訳も始めているし、プレイ環境は少しずつ整えつつある。TSWWに関しては、まだまだ練習段階なので、来年は本格的なシナリオ……冬戦争、マレー半島戦、インパール作戦、ミッドウェー作戦あたりに触れてみたい。もちろん「TSWW:Barbarossa」が届けばそれも……

さらに平行して「Gathering Storm」の翻訳も進めている。こちらは、本体ルールを45%ぐらい訳したところで止め、TSWWの翻訳を優先している。「Gathering Storm」も、カードの訳まで含めると結構な分量なので、あまり焦らず進めようかと。そして出来ればその後には「A World at War」にも着手したい。一応、2003年版の翻訳データはあるが、最新ルールの翻訳も作っておきたいなと。

そして「Lucky Forward」の発売に伴い、GOSS(Grand Operational Simulation Series)のルールもアップデートされるはずなので、それも訳しておきたい。また「GOSS:Atlantic Wall」の訳も途中で止まっているので、GOSS最新ルールが出たらそちらも……とまあ、面倒なシステムのルール修整ばかり抱えているが、そのうちのどれかひとつぐらいは、来年中に達成したいなと。

また、友人からは『ASLをプレイしたい』というリクエストも来ており、できればヒストリカルASLのシナリオを中心に再開しようかと思っている。しかしASLは、毎年毎年『今年こそは』と言って尻つぼみに終わっているから、期待は薄……

【2010年代の総括】

このBlogの年別記事数を見ても分かるように、2010年は、一番ウォーゲーム活動が活気づいていた年だった。それがゲームの断捨離をした2014年には記事が最低数になり、ほぼ引退状態に。それでもボードゲームTRPGTCGを手放したのに、ウォーゲームだけは残ったというのも面白い。結局、2014年を底として、再びV字回復し、今年の記事数は、その2010年に次ぐ、第2位の年となった。と言っても、積極的にプレイ回数を増やしたわけでもなく、対戦をするわけでもなく、ただ時間が空いた時にソロプレイをする程度。まあ、そのプレイスタイルは、来年以降も続くかなと。

というわけで、2020年も引き続きほぼ引退状態でしょうが、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m