4月に購入した「OCS:Reluctant Enemies」のユニットをようやく切断した。なんとか遊べる算段もついたので、その前に状況を確認すべく適当にセットアップも。これが著名な戦闘(ノルマンディやバルジ等)であれば、どの駒がどこへ向かうべきなのか何となく把握できているのだが、さすがにWWIIシリア戦線は初見参なので戦況を頭に入れておく必要があるなと。それでなくてもOCSは、ヘタな手を打って盛大に事故る場合もあるので予習は大切なのだ。
配置してみると、連合軍側の根拠地であるアンマンががら空きに思えた。ヴィシー・フランス軍が何の抵抗もなくアンマンまで突入でき、いきなりサドンデスが成立するんじゃないかと。ところが特別ルールをよく読むと、実際には第3ターンまでヴィシー・フランス軍はトランスヨルダンに侵入できない(専用ルール3.1B)のでひと安心。こういった特別ルールの確認も重要である。
ヴィシー・フランス軍から見ると、イギリス軍コマンド部隊の上陸にどう備えるかも悩ましいところ。上陸ヘクスすべてをカバーできそうにもないので、上陸後に戦車大隊で踏み潰せばよいようだが、しくじると面倒な気もする。
連合軍にとっては、第3ターンに登場するヴィシー・フランス軍のD-520デヴォワティーヌ戦闘機(ゲーム中最良にして唯一の空戦力4)がうるさそう。制空権を取れるのはヴィシー・フランス軍なのか?……といった辺りまでつらつら考えた。後は実戦にて確認しよう。