Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Great Campaign of American Civil War】「Battle Above the Clouds」AAR

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続いてシリーズ最新作「Battle Above the Clouds」から、 やはり1ターンのみの「チカマウガ・クリーク」シナリオを対戦した。この「BAtC」で、シンプルなアバロンヒル・グラフィックから いかにもMMP社らしいユニット・デザインに変わり、旧来のファンなら違和感ありまくりだろうなと思う一方、自分としては無問題だったりする(笑)。

さて自分は攻撃側の南軍を担当。まずは不服従の可能性があるユニットから攻めさせたものの、一発目の戦闘ダイスが最悪の「南軍1、北軍6」と云う出オチでがっくり。それでも渡河を成功させ、続けて騎兵部隊を浸透させたが、VPに関わる道路ヘクスには北軍ユニットがずらりと並んでおり、強引に攻めても損害を重ねてVPを失うばかりだった (盤外の7戦力マーカーは、南軍が7戦力失ったと云う意味)。

こちらもやはりプレイヤーの経験差がモノを言った感じで、プレイに慣れたasasin氏の防衛線を抜くことはできずに南軍敗北。もっとも、たかさわ氏に感想をお伝えしたら、 「たしかに1ターン・シナリオでは緊要ヘクスが重要ですけど、もっと長期間のシナリオになると、戦い全体での緊要地がどこか見抜くマクロな戦略眼も要求されるんですよ」とアドバイスされた。なるほどシステムに慣れた暁には是非、挑戦してみたいものである。ちなみにシナリオ終了後は、他の方々の「チカマウガ・クリーク」を観戦。都合対戦3回、観戦1回とたっぷりGCACWを堪能した一日だった。