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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Library of Napoleonic Battles】OSG「Napoleon at Leipzig 5th」

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OSGの新作「Napoleon at Leipzig 5th」を購入した。OSG製品を買うのは2003年の「Sun of Austerlitz」以来10年ぶりである。なにしろ「Sun~」も、その前に買った「Highway to the Kremlin」もユニットの印刷ズレが酷くて、全部作り直すほど手間がかかったし、会社自体も活動休止したり、復活してGMTと提携するかと思いきや、やはり手切れに終わるなど、あまり良い印象がなかったのだ。先日も友人に「もうOSGのゲームを買うことはない」と宣言したばかり。ところが、ひょんな拍子に本作の情報を見てしまったところ、妙に惹かれてしまい、まさかの穴馬が2013年初購入ウォーゲームになってしまった。

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テーマは勿論、1813年のライプチッヒ会戦(200周年記念!)である。両軍総勢50万人以上が参戦したナポレオン戦争史上最大の会戦を「Napoleon's Last Battles」を発展させたシステムで再現したゲームである。ゲームスケールは1ヘクス=525ヤード(約480メートル)、1ターン=1時間、1ユニットは師団~旅団/連隊(砲兵は大隊)が基本。元々のNLBシステムは、シンプルに命令、移動、戦闘をくり返し、基本的にマストアタック、戦闘は戦力比、1d6で解決すると云う良くも悪くもごくオーソドックスな作戦級ルールだったが、この規模の大会戦をさくさく進めるには最適かなとも感じている。派生NLB「Napoleon on the Danube」も遊びやすかった。

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本作では、NLBシステムを発展させたルール……OSGが言うところのLibrary of Napoleonic Battles(LoNB)ルールを採用。盤上ではユニットを裏返して戦力を隠蔽し、LOSを通して確認、戦闘ユニットにイニシアチブ値を付加し、二段階の戦闘解決 もあるなど、NLBには存在しなかったルールもいくつか見受けられる。また本作を含む「Library of Napoleonic Battles」シリーズは、全18作発売の暁には、同一システムで70以上の会戦が揃うとか。

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そのため本作にはライプチッヒ会戦だけでなく、その後の撤退戦ハナウ会戦もハーフマップのミニゲームとして収録されている。こういったサイズのゲームで、ルールを習得するのもいいだろう。ユニットもシンプルかつ美麗なデザインで、印刷ズレも無い。いつの間にこんなイイ仕事するようになったのか。各指揮官に顔画像が入っているのも 良い。そして「LoNB」シリーズから導入された選択ルールとしてカードデッキ(両軍50枚)も入っている。内容が異なる別々のデッキが用意されており、各ターン毎に 補充、適時プレイして展開に色を添えるようだ。実際どう機能するかは未知数なので、早く検証せねば。

Leipzig 1813: The Battle of the Nations (Osprey Military Campaign)

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