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【Grand Tactical Series】「The Greatest Day: Sword, Juno, and Gold Beaches」Nemesis Solo-Play AAR Part.2

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「The Greatest Day: Sword, Juno, and Gold Beaches」の「Nemesis」シナリオ2日目=6月7日0700ターン。カナダ第3歩兵師団から先手を取るような形で前進。ドイツ軍増援のVI号戦車3ユニットはターン終盤に登場し、各所に分散配置された。

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続く0900ターンは、ドイツ軍寄りのチットが連発。IV号戦車隊は、まず厄介なカナダ軍のファイアフライ戦車(射程4、IV号戦車より長射程)を討ち取ろうと、弾幕で目潰して接近し、見事ステップロスを与えた(ステップロスすると普通のシャーマン戦車になる仕様)。基本的に第12SS装甲師団は、毎ターン2派兵(Dispatch)ポイントを支払って、マイヤー戦闘団チットを投入し、戦闘機会を増やしている。

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1100ターン。一方のカナダ第3歩兵師団は、4つのフォーメーション(3個歩兵連隊、1個機甲旅団)すべてのチットを毎回入れる余裕は無く、ローテーションを組んで前進中。上の写真では、チットが入れてもらえなかった第9歩兵連隊(黄色いカラーバーのユニット)が、ドイツ軍に隣接できず往生している。 

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1300ターン。カナダ軍右翼を進む第7歩兵連隊(赤いカラーバーのユニット)が、勝利条件にも関わるBessinの鉄道駅に接近中。

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同じく1100ターン。Doubresの陣地を迂回したイギリス軍第48海兵コマンドが、勝利条件のひとつ、連絡道路(Connected Road)Bを地図東端で突破。Angrernyに立て籠もるドイツ軍は東西から挟撃されることとなり、またここを突破されて真っ直ぐ南下されると、第12SS装甲師団が(勝利条件として)最後まで守りたいカルピケ飛行場まで達せられてしまう。

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続く1300ターン。ドイツ軍増援のモーンケ戦闘団(擲弾兵1個大隊)が来援。地図盤東端の突破口を塞ぐべく、海兵コマンドの前に立ち塞がった。しかしAngrernyの陣地は、残り1ヘクスとなっている。

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Bessinでは、カナダ第7歩兵連隊に対し、ドイツ軍が先手チットで、かなりの痛手を被らせた。この1300ターン、1500ターンと激戦が続き、カナダ軍は1700ターンをいったん中休みターンとし、1900ターンにフォーメーションチット4枚を投入。この日最後の攻勢をかけることとなった。

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1900ターン終了時。Bessinに残るドイツ軍陣地は1つのみ。ただし、攻める第7歩兵連隊も2個歩兵中隊(=ユニット)を失っている。

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盤中央では、出遅れていたカナダ第9歩兵連隊がようやくCamillyを制圧して前進。ファイアフライ戦車とアキリーズ駆逐戦車は長射程を活かし、すでにIV号戦車1個中隊を除去している。

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盤東側では、遂にAugeruryのドイツ軍陣地が落ち、連絡道路Bが打通された。DDシャーマン中隊と対戦車砲も見事な射撃でIV号戦車2個中隊をステップロスさせている。

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そして6月7日夜間ターン終了時。この日一日だけで、ドイツ第12SS装甲師団は、IV号戦車中隊1、251/9自走砲中隊1、擲弾兵中隊7、対戦車砲半個中隊4、迫撃砲中隊1を失った。歩兵だけでも、まるまる2個大隊喪失。盤上に残っているIV号戦車中隊も、4個ともステップロスしているので、戦車大隊も半数以上やられた形だ。この日に登場した第12SSのユニットは44個なので、単純に数だけ見ても、1/3が除去されている。一応、翌6月8日0700ターンには、V号パンター戦車(ファイアフライやアキリーズとも互角の射程で撃ち合えるし、装甲はより堅い)4個中隊が来るとは言え、戦線もかなり押し込まれている。

一方のカナダ軍も、M3スチュアート戦車中隊2、歩兵中隊3、対戦車砲中隊1、コマンド半個中隊1を失っているが、まだ大きくは崩れていない。怖いのは、6月8日に現れるパンター中隊✕4だが、奥の手として温存している航空支援カウンターで対処する作戦だ。

しかしこのシナリオ、自分が今までプレイしたGTSの中でも屈指の重シナリオだと感じた。これソロプレイだから、ある程度早回しも出来るのだが、それにしても結構がんばって進めた感があるし、もし対戦プレイだとしたら、リアルタイムで一日かけても、ゲーム上で一日分を進められないかもしれない。しかし、十分に派兵ポイントを溜めた、装甲車両ありの師団同士が全力で殴り合う、というシチュエーションが味わいたいなら、是非がんばってこのシナリオの2日目まで来て欲しい。6月8日以降の展開については、Part.3にて。