Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

Etersia Workshop「Hundred Hours Battle 1973」

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個人的には今回のテーブルゲームフェス最大の注目作である「Hundred Hours Battle 1973」(第4次中東戦争)のご紹介。注目の理由は、これまでボードゲームを出版されてきたグランペール麾下の新ブランド、エテルシアワークショップの 第1弾ウォーゲームとして本作が登場したからである。

ゲームスケールは1ヘクス=4km、1ユニット=旅団~大隊。 両プレイヤーが行えるアクションは作戦と称され、お互いに移動、戦闘、砲撃、爆撃、再編成、補充を行えるのだが、各作戦には時間経過が設定され(移動は1~2時間、戦闘は1時間)、1時間きざみの時間記録欄で自軍の時間マーカーを進めていく。しかし双方の持ち時間は、タイトル通り100時間。持ち時間を使い切るか、時間内に勝利条件を達成すればゲーム終了である。ところが、より時間が進んでいないプレイヤーが手番プレイヤーになるため、 残り時間が多ければ、連続作戦(手番)も行えるワケだ。

戦闘は、攻撃側が攻撃ヘクス個のダイスを振って一番高い出目を選び、防御側は1個のみ振り、ユニット数値を足して比べるファイアパワー方式。砲撃は、時間×1個のダイスを振り(ただし昼夜間で使える個数上限あり)、 爆撃は時期によって1~2個のダイスを振って同様に出目を選択いる。

シリア軍はゴラン高原奪回を、イスラエル軍はシリア軍撃退を目指し、戦略目標が達成されない場合は、損失ユニットの多い方が敗北すると。やはり目立っているのは切迫感をもたらす時間ルールで、プレイヤーは「今、何をすべきか」と云う判断を強いられるはず。双方が戦闘ダイスを振り合うのも盛り上がりそうだし、あまりミニ・ゲームを遊ばない自分だけれど、これはプレイしてみたい。もっともプレイする際には地図を拡大するつもり。ユニットもデカサイズにして扱いやすくしようかな……と考え中。