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After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Company Scale System】「Montelimar : The Anvil of Fate」Opening Blows : 11th Panzer Attacks ! AAR

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昨日は、8ヶ月ぶりにKarter氏と自宅会。まだCSSを対戦していなかったので、「CSS:Montelimar」の 「Opening Blows : 11th Panzer Attacks ! 」を選択。Karter氏はドイツ軍、自分は連合軍を担当。前回ソロプレイした時、ドイツ軍は西寄りの高地を目指したんだよと告げると、Karter氏は『ならば今回は東寄りで』と攻勢軸を決定。ちなみに両軍とも、相手に勝利ポイント(VP)を献上する形で増援部隊を獲得。なにせこれをやらないと戦車隊が出てこないので。 

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ドイツ第11装甲師団の各部隊は、東の平原に進出し、占領すればVPが得られるCleon d'Andran村(ヘクス4741)と、アメリカ軍砲兵陣地でもあるMarsanne(3635)へ接近。第3ターン(1100時)には、連合軍も派兵ポイント(DP)2を支払って、先手を取るチャンスがあったが、後々のことを考えてスルー。しかしこれが裏目に出た。ドイツ軍は、先に増援路でもあるMarsanneに砲撃を撃ち込み、この第3ターンにアメリカ軍戦車隊(M4シャーマン中隊✕2、M10駆逐戦車中隊✕1)が登場する前に、弾幕によってスムーズな前線到達を阻んできた。一方ドイツ軍には、早くも師団戦車大隊のV号パンター✕2個中隊が増援に登場。これが第11装甲師団チット、戦車大隊フォーメーションチット、直接指揮チットで3回活性化し、あっという間に前線展開を終えてしまった。さらに不運だったのは、アメリカ軍戦車隊が登場する前に、イベントで連合軍にヒーローマーカー(火力+1、防御修正-1、練度+2)が登場したこと。戦車隊登場後なら、M10あたりにヒーローを乗せて、V号パンターに立ち向かわせたかったが…… 

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対するドイツ軍には、第4ターン(1300時)、やはりイベントでヒーローが登場。これがV号パンターに乗り、『情け無用!ファイア!』とばかりに、森ヘクスに隠れていたM3スチュアート軽戦車中隊を一撃で全滅させ、Cleon d'Andran村に立て籠もっていたアメリカ軍歩兵中隊も榴弾で吹き飛ばす活躍。お前は、西部戦線版「黒騎士物語」か!

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このV号パンター+ヒーロースタックはさらに 、いまだ移動モードでのろのろと射撃位置に着こうとしていたM4シャーマン中隊を発見。これまた一撃でシャーマン中隊を撃砕する暴れっぷりを見せた。

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ドイツ軍もチットを購入するDPには苦しんだものの、常に戦車大隊チットを投入して突破口を開こうとした。最後はMarsanneの東で、生き残ったアメリカ軍戦車隊と睨み合う形になったが、第5(1500時)ターンまで終えた時点でドイツ軍22VP:連合軍11VPという、ダブルスコアで勝利した。もっともドイツ軍が除去した3ユニットは、すべてヒーロー乗車のV号パンター中隊だったが……。

一応それ以外の部分では、いつものように砲兵部隊による弾幕の応酬⇨双方、偵察装甲車を繰り出して、敵砲兵の位置を観測し、対砲兵射撃を誘導⇨その偵察装甲車を戦車で撃退という、ある意味、真っ当なWWII戦術戦闘が展開されていた。

またフランス国内軍(レジスタンス)が、ドイツ軍砲兵陣地を観測するために接近し、それを阻止するため、高射砲を失って歩兵化したドイツ軍高射砲(の要員)大隊が戦うという「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」的な展開も……

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今回Karter氏は、GTSプレイ経験あり、CSS未プレイという状態だったが、やはり『たしかにGTSよりシンプルになっているけど、簡単になったというほどではないし、大味になったような気もするし、システムの微妙な差を覚え直すのがちと面倒……』という、共通した感想だったようだ。

自分個人としては、やはり戦車戦になると、CSSの大味さが見えてくると感じた。GTSの「射距離による火力の減衰」はCSSには無いし、単一装甲目標への射撃結果は「全滅」か「潰走」という二択だし。また砲兵と前線部隊の紐付け的制限(今、この砲兵中隊は、この前線部隊の支援砲撃を行っているので、他の部隊からの支援要請は通じにくい)も無いので、そのあたりのユルさも気になっている。なので個人的には、GTSCSS、どちらか選べと言われたら、迷わずGTSを選ぶだろう。

しかしCompass Gamesのプレオーダーには、「Tinian」に続いて、遂に「Novorossiysk」「Fulda Gap」が登場。このシステムでのWWII東部戦線、1980年代WWIIIモノともなれば、興味津々である。GTSも1944年のバルジ戦を扱った「Race for Bastogne」がプレオーダーに上がったし、そういったラインナップを見ていくと、やはりこれからも引き続き、GTS/CSSは要注目ということか。

http://www.multimanpublishing.com/tabid/59/ProductID/361/Default.aspx

https://www.compassgames.com/preorders/css-the-little-land-the-battle-for-novorossiysk.html

https://www.compassgames.com/preorders/fulda-gap-a-css-game.html