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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Operational Combat Series】「Beyond the Rhine」Nordwind AAR

MMP OCS Beyond the Rhine

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今日は秋葉原イエローサブマリンにて、FORGER氏主催の「OCS:Beyond the Rhine」に参戦。シナリオは、1945年1月1日に始まったドイツ軍最後の攻勢「Nordwind(ノルトウィンド=北風)」である。今回はFORGER氏が連合軍を担当、自分はノルトウィンド作戦の主攻勢部隊であるG軍集団(主力は第21装甲師団、第10SS装甲師団、第17SS装甲擲弾兵師団、第25装甲擲弾兵師団)を担当、N村氏が助攻部隊であるオーバーライン軍集団(司令官はあのハインリヒ・ヒムラー)を担当した。

ドイツ軍は、ストラスブール(D22.24-23.24)を取ればサドンデス勝利。またはザールブルグ(D28.32)、サヴェルネ(D26.28)、ヘーゲナウ(D27.23)、コルマール(D13.31)のうち2カ所を最終第13ターン(2月12日ターン)まで保持すれば勝利する。積雪のため、道路上でも1移動ポイント消費が必要(本来は1/2消費)。

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まず第1(1月1日)ターン。G軍集団の第21装甲師団・第17SS装甲擲弾兵師団が、旧マジノ要塞線(地図盤上の青い六角の縁取り)に陣取るアメリカ軍部隊へ攻撃開始。アメリカ軍は、予備砲兵で第21装甲に阻止砲火を浴びせ、これを混乱。それでもドイツ軍は、第353火炎放射戦車中隊を斬り込み役にしてアメリカ軍戦線を突き崩し、マジノ線の一角を占拠した。南方のオーバーライン軍集団も、第106装甲旅団で攻撃をかけ、サドンデス勝利都市ストラスブールまで2ヘクスに接近した。

これに対し連合軍は、第1ターン裏・第2(1月5日)ターン表とダブルムーヴを獲得。ストラスブールを守りつつ、さらに南から自由フランス第1機甲師団でオーバーライン軍集団の背後を攻めるも、これをドイツ軍の山岳歩兵大隊1個が食い止める善戦を見せた。

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第2ターン裏、G軍集団はヘーゲナウ目指して第10SS装甲師団でも攻撃開始。また第17SSも、先に奪ったマジノ線ヘクスを足がかりに突破口を広げた。

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さらに第3(1月8日)ターン表、今度はドイツ軍がダブルムーヴを獲得。G軍集団は、第21装甲師団で3つ目のマジノ線ヘクスを奪い、アメリカ軍戦線に大穴を穿ち、予備にしていた第25装甲擲弾兵師団の戦車大隊を突破させた。また阻止砲火に遮られた第10SS装甲に代わって、第6SS山岳歩兵師団も斬り込み、アメリカ軍戦線を両翼から包囲する格好となった。ただし、ここまで3ターンにわたる攻撃によって、G軍集団のSP(補給ポイント)は枯渇寸前である……

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南のオーバーライン軍集団も、ストラスブールを目前にして停止中。もちろん、増援SPを優先的にG軍集団に譲っていただいたせいなのだが、オーバーライン軍集団の輸送手段は馬車1台しか無く、そのあたりも厳しい。そして第3ターン裏の連合軍も補給は厳しいらしく、包囲された戦車大隊が補給切れで除去され、このままではまずいとばかりに戦線を下げてターンを終えた。一応、P51戦闘機の群れが、第10SS装甲に空から襲いかかってきたが、迎撃に出たBf109戦闘機によって追い返されている。

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そして第4(1月12日)ターン表。ドイツ軍先攻。G軍集団としては、もはやSPが枯渇気味だったので、さてどうするかと思案している最中、なんと盤上のスタック下に、忘れていた6SPを発見(セットアップに参加していなかったツケ)! この隠し資金を糧に、第10SS、第21装甲、第17SSが再び息を吹き返し、さらにアメリカ軍戦線に食い込んだものの、目標都市ヘーゲナウにはまだまだ届かず。そして突破口は開いたものの、伸び始めた戦線を埋める部隊がいないというていたらく。逆に連合軍は、第4ターン裏、戦線を縮小して各スタックの厚みを増し、ヘーゲナウを守る構えを見せた。北ではアメリカ第14機甲師団が進出してきたが、これはドイツ軍の予備砲兵がリアクション砲撃で混乱させた。

と、第4ターンを終えた時点で両軍ジリ貧になってきたので、今回はここでお開き。今回ドイツ軍は、低密度スタックをバラまき、敵砲爆撃の焦点を分散することを心がけたが「非隣接or3スタックからの攻撃が成功しても突破は得られない(ルール9.13b)」にあたる場合も生じてしまい、なんともかんとも。それでも「OCS:Beyond the Rhine」の味見はできたので、そのうちバルジ戦シナリオ「A Time for Trumpets」にも挑戦したいところだ。