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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

GMT「Ukraine'43 2nd」Campaign Solo-Play AAR Part.2

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さて第12ターン。ソ連軍怒濤の攻勢により、ドイツ軍南西戦線が崩壊した。ポルタヴァ(ヘクス3316)に立て籠もったSS装甲擲弾兵師団残余も、この後まるっと包囲され殲滅。戦線中央で健在な装甲予備は、もはやGD師団だけという有様に。北部でもドイツ軍の陣地線が突き崩され、戦線全体が大きくたわみ始めた。

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中盤シナリオ「Scorched Earth」最終ターンでもある第14ターンには、南部戦線のソ連軍がドニエプル河畔に到達。ダメ元で敢行した渡河攻撃が運良く成功し、ドニエプロペトロフスク(3724)を奪回した。ちなみにこの時点で、ソ連軍は18勝利ポイントを獲得。中盤シナリオの勝利条件20ポイントには達していないが、趨勢は一気にソ連軍優位に傾いた。

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勢いに乗るソ連軍は、南部戦線のドイツ軍を他から切り離すように包囲。史実でいうところのコルスン包囲戦が半年早くニコポリ(3431)で再現されたような。

第16ターンともなると、もはやドイツ軍には戦線を維持するユニットが無く、ゲームは掃討戦の様相を呈してきた。かろうじてドイツ軍はキエフ(1211)だけは守ったものの、ドニエプル南岸地域を進むソ連軍を遮るものはなく、キロホグラード(2225)、チェルカッスィ(2118)、ウマーニ(1122)が奪回され、最終21ターンを待たず、第20ターンに勝利ポイント30点を獲得したソ連軍が勝利した。デザイナーズノートに「ドニエプル河を渡る時に使え」と書いてあったソ連空挺部隊は結局使わず……

 

一応、キャンペーンを一通りやってみたが、まだまだドイツ軍の動かし方がつたないなあと反省。装甲師団が減っていくにつれ、ドイツ軍全体が敗勢に落ちていった感もあり、その運用が勝敗を左右する気もした。反撃し続ける必要はあるものの、消耗するリスクもあり、安易な反撃は避け、デザイナーズノートにあるように「4:1攻撃を狙う」のが良いのだろうが、意外とその戦闘比に届かなかったり。対するソ連軍としては、装甲師団から4:1攻撃をくらわないようにするのが課題か。

ドイツ軍としては、戦線を下げるタイミングも難しかった。北部戦線は中盤までしっかりソ連軍を支えていたが、いったん崩れた後はもう立て直しが効かなかった。恐らく中盤以降、両軍の損失と補充の差が大きく開き始めたことも大きい。ソ連軍としては、いずれ訪れるであろうそのタイミングに合わせて攻勢をかけるのもありか……というあたりを「Ukraine'43 2nd」の第一検証としたい。そのうち対戦すれば、また印象も変わるだろう。