Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Grand Tactical Series】「The Devil's Cauldron」 Saga of 1st Airborne AAR

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猿遊会初日にて、3年連続となる「The Devil's Cauldron」の「Saga of 1st Airborne」シナリオをプレイしてきた。主役のイギリス第1空挺師団をY崎氏、K池氏にご担当いただき、自分とN村氏はルールをインストしつつつドイツ軍を分担した。

自分はドイツ軍クラフト戦闘団を分散して防衛線を引いたが、イギリス第1空挺師団をくいとめるはずのイベントで空振りが続き、早くもアルンヘムへの北方ルートががら空きとなってしまった。結果、降下初日1900時の段階で、イギリス軍先鋒がアルンヘム橋に到達。それどころかイギリス軍はライン南岸に達し、橋の両側を占領されてしまったのだ。さらにもう1個空挺大隊が市街に突入……かと思われたが、チット運に恵まれた第9SS装甲師団増援がアルンヘム市内にすべりこみ、どうにかイギリス軍先鋒大隊を包囲・孤立させることに成功した。

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しかし夜間ターン、まだ下車していないドイツ軍増援部隊に対し、イギリス軍特殊ジープ中隊が夜陰に乗じて強襲する暴れっぷりを発揮。ドイツ軍の反撃でジープ中隊は除去できたものの、イギリス軍はぐいぐいとアルンヘム外縁に攻め寄せつつある。

一夜明けた翌朝、空挺第2波の降下予定地点では、フォン・テッタウ麾下の戦闘団とイギリス軍グライダー部隊が交戦。イギリス軍は何度も強襲をかけてフォン・テッタウ部隊にステップロスを与え、遂に敗走チェックに失敗した戦闘団はまるまる撤収。結局、時間切れとなった0900ターン終了時までイギリス軍は橋を堅持。今まで何回も遊んだシナリオだが、橋の両端を奪われたのは初めてで、とても美しい形でのイギリス軍勝利となった。

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※参考Link:Saga of the 1st Airborne : 猿遊会 2011/10/22: 閑人工房