Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Great Campaign of American Civil War】「Stonewall's Last Battle」AAR

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昨日は第7回 The Old Musketeers(通称TOM7)に参加してきた。今回の個人的テーマは『南北戦争GCACWシリーズに再挑戦』で、asasin氏ご指導の下、昼過ぎからみっちり遊んでいただいた。

まずasasin氏が選んだのは「Stonewall's Last Battle」収録の小規模な騎兵戦シナリオ「ブランディ・ステーション」。自分が防御側の南軍を、asasin氏が攻める北軍を担当した。北軍は初動でラパハノック川を渡るも、後続部隊の行軍ダイスが祟り、自分は奪われる前に騎馬砲兵を配置してなんとかVPを渡さずに済んだ。そこで北軍は、スティーブンスバーグを踏み、カルペパーにも接してVPを稼いできたものの、その間の戦闘で兵力=VPを失い、南軍勝利となった。

続いて攻守を入れ替え、今度は自分が北軍を担当。初動では運良く南軍の未配置砲兵を奪ってVPを得たものの、結局はカルペパーどころかスティーブンスバーグにも行けず、それ以上VPを稼げぬまま北軍敗北。

これはやはりプレイヤー経験の差が出たようで、asasin氏はどこを守ればよいかと云う緊要ヘクスを熟知しており、勿論移動力が不確定だから必ずそこを守れる保証はないものの、それでも上手い人は上手く守るなあと実感した。

またGCACWそのものに関しても、目からウロコが落ちた気がしている。と言うのも、独特なシステムでディティールも細かいゆえ、ちょっと取っつきにくいイメージがあったのだ。実際、対戦前はなかなかルールが頭に入らなかったし。ところが遊んでみると意外にサクサク進むのだ。お互いダイスを振り合って、勝った方が一手進める。またダイスを振り合って、勝った方が一手進める。極論するとそういう「I Go You Go」なゲームだったのだ。まあそこから先、どういう一手を選ぶかについては、ディティールが細かい分、いろいろ考えなければいかんのだが、基本的には待ち時間の少ないスピーディなシステムだと感じた。このスピード感が、結末に向かってプレイヤーを引き込む疾走感を生み、行動順や移動力が不確定なため、ダイスを振る手にもつい力が入る…… と云う面白さを生み出しているんだろうなと。GCACWの魅力の全貌はまだ見えないものの、このシリーズを楽しむ取っかかりはつかんだかもしれない。