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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

GMT 「Men of Iron」 Poitiers AAR

GMT Men of Iron

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GMT「Men of Iron」を初めてソロプレイした。シナリオはポワティエ会戦。単純にフランス軍を戦列順に攻めさせたところ、先鋒の騎乗騎士2ユニット、第1列の騎乗騎士+クロスボウ兵は、史実通りイングランド軍のロングボウに射すくめられ、敗退した。

しかし王太子率いるフランス軍第2列・徒歩騎士部隊は、降り注ぐ矢にもめげず、白兵戦で弓兵を蹴散らし、生け垣を突破して、イングランド軍ワゴンに迫る活躍を見せた。これに対しイングランド軍は、総司令官エドワード黒太子自ら兵を率い、突入してきたフランス騎士を側面から撃砕し、戦線を立て直すことに成功。その後はフランス軍第2列も押し返されてしまい、イングランド軍優位が確定したところで終了とした。

今回は味見だったが、非常にシンプルかつ遊びやすいシステムで、手番の奪い合いも面白く、割り込みに失敗すれば敵が続けて活性化すると云うリスキーさも含め、手に汗握ってジレンマを楽しめると思う(シナリオにもよるだろうが)。

ただし時間切れ(第×ターンで終了)と云う概念が無いため、攻めるフランス軍は、大軍をゆっくり3方向に分進させて包囲態勢を敷き、イングランド弓兵の射程外で準備を整えた後、一気に攻撃できるのだが、それはもうまったくポワティエ会戦には見えなくなるのだ。さながら長篠合戦の武田軍が織田鉄砲隊を背後から攻めるようなものだろうか。勿論そういったプレイングをしなければいい、あるいは楽しんでしまえばいいだけの話だが、自分は時間切れ終了のある「By the Edge of the Sword」の方が好みで、どれだけ時間をかけても戦って良いと云うのは緊張感に欠けるように感じた。

ただ遊びやすいのは確かなので、「Men of Iron」と「By the Edge of the Sword」、趣味に合う方をお選びいただければと思う。しかしユニットの置き方は「Men of Iron」の方が好きなのだ。やはり会戦級はヘクス列に沿って真っ直ぐ整列させたいものである。