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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

エポック「三国志演義」AAR

EP 三国志演義

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昨日は一ヶ月半ぶりのウォーゲーム宴。 エポック社三国志演義+エキスパンション」を3人で。しかしこのゲーム、ネット上でリプレイ等あまり見かけない。今回はいつもの如くフリーシナリオ「覇者への道」を選んだので、シナリオ開始辺りからゲームの御説明を。ちなみに文官・軍師はエキスパンションに入っているので本編ゲームだけ買って遊ぶのはオススメできない。

マップはエリア式。順番を決め、5エリアに城を配置。最初に10エリア獲得したプレイヤーが勝利。毎ターン都市エリアでは2個、非都市エリアでは1個軍勢ユニットが得られる。

次にこのゲーム最大の見せ場と言っても過言ではない「桃園の誓い」。武将ユニットをランダムに5枚引き、1名を君主としてカリスマ・寿命を決定し、3名を最初の部下とする。正直ここでどれだけ有能な武将が引けるかがキモ。武将ユニットは本編とエキスパンション合わせて約240人。 武勇・采配・知略・統治・忠誠心の能力を持つ。

今回は…… Mi-Boh氏:緑。君主は冷苞。地味だけど寿命最大値12。部下に関興(武勇4)。Karter氏:桃。君主は鮑隆。地味だけどカリスマ最大値12。 自分:赤。君主は張飛(武勇6)。他の二人からブーブー文句を言われました。

ターン進行は順番決定・天命札・三回の行軍と戦闘・徴兵・回復・人材登用。経済的負担は城を裏返す事で表し、5ユニット移動させる毎に城1を裏返すとか。戦闘は武将同士の一騎討ちから始まる。モノを言うのは武勇。一騎討ちに負けたり、回避したりすると最強の軍勢ユニットを1個失うハメに。その後は複数ラウンド制の戦闘に。戦闘ダイス修整は采配で。天命札として獲得した策略(火計とか内応)を実行するのは知略。徴兵では城が表のままのエリアから軍勢ユニットを獲得。その後、文官ユニットの合計統治能力まで裏返ってた城を表に戻せる。

人材登用ではランダムに3枚武将ユニットを引けるが、各武将の値段は5能力合計。支払うには君主のカリスマ+城裏返しが必要。

さて展開。自分は張飛の武勇にモノを言わせて中立エリアを攻めたが、敵として名将姜維(武勇5采配4知略5)が出現。捕らえて仲間にすればいいものを、容赦しねえぜとばかりに討ち取り。あーあ。Karter氏は武勇4采配3の徐晃を頼みに遠征すれば、王双(武勇5)、陸遜(采配5知略6)と強敵が現れ、連続敗退。人材登用で孔明を引き当てるも、采配6知略8統治4忠誠4の購入価格は22。カリスマ12のKarter氏をもってしても追加10エリアの城を裏返さねばならず、涙を呑んで孔明先生にはプールへお戻りいただいた (天命札として「三顧の礼」もあるが)。Mi-Boh氏は、趙雲(武勇6忠誠3)を引き当て、全城を裏返してまで雇用するも、直後に刺客に暗殺されると言う悲劇があり全中華が泣いた。その代わり北方民族を僕のエリア寄りに送り込み、おかげで自分の国は疲弊。最終的には、Mi-Boh氏が真っ先に10エリアに到達。勝利を邪魔しようと、Karter氏が1空エリアを奪って逆に10エリアへ到達。両軍の間で決戦が行われるも、Karter氏の計略・奇襲が功を奏して勝利。中華を制したのは、やはりカリスマ君主だったのか。

キャラクターゲームなので、プレイヤー間にもの凄い差が出る場合があるが、そこら辺まで含めて「実名武将のごった煮」を楽しめる方ならオススメかと。新シミュレイター誌7号・9号には、デザイナーズノートと全武将解説も載っている。ホビージャパン正史三国志ゲーム「旌旗蔽空」との比較記事も面白い。