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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Tactical Combat Series】The Gamers「The Bloody Beach:Omaha」

MMP TCS The Bloody Beach:Omaha

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【回顧録:この記事は2014年3月に回想した記事である】

2002年5月11日にTactical Combat Series第三作「The Bloody Beach:Omaha」をネットオークションにて購入した。1991年発売の本作は、当時すでに絶版であったし、オークションでも随分高値で落札したように記憶している。恐らくこの頃はTCSコンプリート症候群に囚われていたのだろう。

本作は1944年6月6日のノルマンディオマハ海岸への上陸から、2日後までの戦闘を扱っている。フルマップ4枚、カウンター総数1680個と云うTactical Combat Series屈指のビッグゲームである。しかしマップ2枚を横に繋げても、オマハ海岸すべてを網羅できていないあたり、随分広かったんだなと再認識した。本作の短評がコマンドマガジン35号に載っており「嫌というほどサイコロを振り続けて再現していく」と書かれていたが、なるほど上陸戦時の射撃の応酬を思うと、そのようなことになるのだろう。

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本作にもTCS第一作「Bloody110」第二作「Objective:Schmidt」に続いて第28歩兵師団第110連隊が登場する。第110連隊はオマハ海岸、ヒュルトゲン森林、クレルヴォーで3回大損害をくらった不運な部隊であり、本作は「第110連隊の悲劇・第一弾」とも云える。

ただし購入から10年以上経った今でも、ほとんどのカウンターを切り離しておらず、当然プレイにも至っていない。一度、何かのシナリオをプレイしようと試みたが、さすがにサイズがでかすぎて、おいそれとは取り組めなかった。

ちなみにこの中古品には、ちょっとしたオマケが入っていた。ボード研なるゲームクラブが作った同人誌の一部で、そこには本作のリプレイ記事が載っているのだ。5人がかりで0640時ターンの上陸から1340時ターンまで半日がかりで遊んでいる。結構細かく戦闘経緯が綴られており、いつか本作をプレイする時にはあらためて拝読し、参考にするつもりである。もっともConsim Forumによると本作のリメイク作「Omaha II」が開発中だそうで、プレイするのはそちらになるかもしれない。いつ出るかはまったく不明だが……

史上最大の作戦 (ハヤカワ文庫NF)

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