出張で長野県松本市に行ってきたので、ついでに古書店を何軒か探索したところ「オレンジ計画」なる翻訳書を発見。翻訳書としての発行は1994年なのでそれほど古い本でもないが、あまり見かけたことがないし、パラパラめくってみたら二段組みでびっしり、太平洋戦争前からのアメリカ軍の対日戦略と、それがいかに戦時に活かされたかが詳細に書かれていたので、これずいぶん良い本に見えるなあと思い購入した(1000円で)。古書店を出た後、Amazonで中古価格を確認して実はレア本だったと気づいたっていう……まあ、意識的に探していた本ではなかったので、あまりホームランを打った感じではない。
さらに原書を確認すると、アナポリスのアメリカ海軍大学出版(Naval Institute Press)から出ていた本だったので、なるほど、道理でしっかりした内容だと思ったわ。まあ、今ちょっと仕事が忙しいので、そのうちゆっくり読み進めたい。
ちなみに太平洋戦争前の「オレンジ計画」に基づいたウォーゲームは未所有。アドテクノスの「幻の八八艦隊」とか出てたけどね。とりあえず、しばらくご無沙汰なTSWW「Day of Infamy」か、今年買ってカウンターも切ってある「Pacific War」の参考書になれば……
