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After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの日記

【Levy & Campaign】「Nevsky」Pleskau 1240 Solo-Play AAR

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あらためて「Nevsky」のキャンペーン序盤だけを扱ったPleskau 1240年シナリオをソロプレイ。今回はまず第1(1240年夏その①)ターンの徴集フェイズで、両軍ともに追加君主の召集に成功。チュートン騎士団側の君主は4人、ロシア側の君主は3人でスタートした。追加能力に関しては前回とほぼ同じで、チュートン騎士団側は、デンマーク大公を「海上船が2倍」とし、総司令官ヘルマンに「クロスボウ(射撃戦での目標装甲-2)」とした。ロシア側も「弓兵」と「石のクレムリン」能力を追加と。

そして第1ターンの命令カードデッキ(このターンは6枚)の構築。チュートン騎士団は、総司令官ヘルマン(カード2枚)でイズボルスクを攻め落とし、そこにカッセル候(1枚)、追放者ヤロスラヴ(1枚)を呼び寄せて合流し、次ターンからスタック状態で一緒に行軍する作戦。またデンマーク大公(2枚)は、海路から川を遡上しカイボロヴォを攻めると。

対するロシア側は、前線のプスコフ領主ガヴリロ(1枚)には防壁を構築させ、民兵指揮官ドマシュ(2枚)はプスコフへの応援に向かう。ラドガ領主ブラディスラヴはカード3枚を入れて、チュートン騎士団の動きを見て、プスコフへの応援に向かうか、それとも海上から来るであろうデンマーク大公に対応する予定。

ここから命令カードデッキの実行。まず先手チュートン騎士団は、総司令官ヘルマンの命令カードを2枚連続で活性化させ、早々とイズボルスクを陥落。それに続くカッセル候、追放者ヤロスラヴもイズボルスクに入った。ロシア側も、プスコフに防壁を築き、民兵指揮官ドマシュをプスコフに送り込んでいる。また北ではデンマーク大公も予定通りカイボロヴォを攻め落としたが、対するブラディスラヴはまだ家臣を召集しきれておらず、戦闘は次ターン以降に持ち越した。

続いて第2(1240年夏その②)ターンの徴集フェイズ。まず両軍とも2枚ずつ戦争術(Art of War)カードを引いてイベントを確認したが、この状況にあてはまる内容ではなかったので無視。

チュートン騎士団側は、このターンでカッセル候と追放者ヤロスラヴの軍役が終わり、軍勢も解散してしまうので、総司令官ヘルマンが同じ場所にいるカッセル候に金貨1を払い、次ターンまで軍役を務めてもらうことに。しかし追放者ヤロスラヴまで懐柔するだけのお金は無く、こちらの軍勢は解散。ヤロスラヴの軍役値は2なので、2ターン後にならないと再招集はできない。

そして両軍とも、家臣や輸送手段を召集。プスコフに陣取るロシア側の2君主は、どうせ移動しないので軍勢コマを7個以上に増強(7個以上だと移動した後に必要な糧食が2に増えてしまう)。チュートン騎士団も、それに対抗するため家臣を召集し、軍勢を増強した。

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先手チュートン騎士団は、総司令官ヘルマンがカッセル候と共にプスコフへ侵入。これに対してロシア側は、プスコフの収容力が3(君主を3人まで籠城させられる)なので、会戦を回避し、ガヴリロとドマシュを籠城させた。チュートン騎士団側は装甲騎士が多いため、会戦だと不利かなと判断して。また籠城すれば城壁マーカーの恩恵も受けられるし。

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後手ロシア側は、ヴラディスラヴでデンマーク大公に接敵。デンマーク大公もこの戦闘を引き受け、今回初の会戦となった。ヴラディスラヴは「弓兵」カードもあったため、第1ラウンドの射撃戦ではデンマーク大公軍の歩兵を2個敗走させたものの、所詮その主力は民兵。射撃戦に続く白兵戦ではデンマーク大公軍の装甲騎士部隊に蹴散らされ、第1ラウンドで早くも戦力が半壊してしまった。ヴラディスラヴは結局第1ラウンドのみで戦場離脱を宣言し、デンマーク大公軍の追撃を受けて敗走。一応、拠点に敗走したので(敗戦のショックによる)軍役が短くなる判定はしなかったものの、最終的に残ったのは騎士1、歩兵1、民兵1のみとなった。※戦闘中に敗走したコマは、実際に除去されたかどうかをダイスで判定する。

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一方プスコフでは、チュートン騎士団総司令官ヘルマンが強襲アクションを決行。しかしプスコフは都市なので守備隊の歩兵コマが3つもあり、迎撃する民兵指揮官ドマシュも「弓兵」カードを付されているので、最初の射撃戦で瞬く間にヘルマンの歩兵部隊が敗走してしまった。装甲が堅いはずのチュートン騎士部隊も、この後の白兵戦で次々に敗走し、こちらはロシア側の勝利と相成った。やはり地道に攻囲を続けた後、降伏勧告をすべきだったか……ツクダ戦国群雄伝と一緒だな。

 

とまあ、今回はここまで進めてソロプレイ終了。これでもまだ第2ターンの途中だが、今回もルールを確認するのに手こずってしまった。一応、だいぶ理解は進んだが、この独特なシステムを上手く回せる自信はまだ全然ない。このシステム、初見からすんなり回せる人がいたら尊敬するわ。ヘタすると最初につっかえて嫌になっちゃうかも。いわゆる「やりこみ系ゲーム」とも言えるし、ある程度最初は一人でちまちま習熟、研究する方がいいのかもしれない。

そして会戦/強襲の戦闘システムも、実はあまり面白く感じなかった。攻撃側のヒット数は固定で、防御側がそれを避けられるかどうかダイスで判定する……というのは、あまりカタルシスが得られないなあと。命中チェックが無く、回避チェックだけやらされるTRPGを想像してほしい……

そしてシリーズとして追いかけるかと言われると、これもまた微妙。この一作ですら、まだ上手く回せていないのに後続作買う?たしかに慣れれば、本作での経験も後続作に適用できるだろうが、うーん……ちょっと保留。テーマに興味のある作品だけ手を出すぐらいでいいのかな。COINシリーズもわらわらと出版されて、全部揃えるの、大変そうだったもんなあ……