前々から読もうと思っていたクレフェルトの「エア・パワーの時代」を、ようやく購入。また航空作戦系ウォーゲームを購入したので、その参考かつ雰囲気作りにと。内容的には、航空機の軍事的運用の変遷を時系列的に追いつつ、その問題点や、「新しい戦争」への対応策を論じていくというもの。第一次、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、湾岸戦争での戦例や、冷戦下での仮想・第三次世界大戦におけるエア・パワーの活用(エアランド・バトル等)についても触れられ、そのあたりの航空作戦を描いたウォーゲームの背景を知るには良い一冊。