Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【参考文献】「軍用機の最先端」「図解 現代の航空戦」「ミグ戦闘機」

昨日は、所沢古本まつりにて、1980年代に出版されていたメカニック・ブックス・シリーズを3冊購入。まず「軍用機の最先端」は、サブタイトルにもあるように、1990年代を見越した、当時の最新航空技術を紹介した一冊。もちろん、あくまで30年以上昔の「最先端」なのだけれど、1980年代想定の第三次世界大戦ウォーゲームの資料としてはアリかなと。2021年の今では当たり前に普及している、人工知能無人機(ドローン)、ステルス、チルト・ローター機(つまりオスプレイ)にも触れているので、その黎明期を知るのも面白い。

「現代の航空戦」は、当時も買ったはず。第8章「空戦機動法」で、各種のマニューバーが紹介されていたので、それを読めばSPI「Air War(空戦マッハの戦い)」を飛ばせるようになるかなあ……と思ったが、そんなことは無かった。ただ学生時代の自分にとっては、ジェット機同士の空戦メカニズムや、そもそもレーダーって何よ、電子戦って何よ、というイメージ作りにはなった。なつかしい一冊。

さらにソ連戦闘機ミグ21、23、27、25、29、31に焦点を当てた「ミグ戦闘機」も購入。もちろん、まだソ連崩壊前の書籍だから、今ではもっと詳しい、最新の分析書があるけれど、こういったメカメカしい機種別の本は買っていくとキリが無いのよね。そしてそれを追っかけるほどのメカマニアでもないし。でも、自分が好きな機種ぐらい、詳しい本を持っておこうかな……いや、そこからどんどん増えていくような気も……(^_^;)