Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【参考文献】「バトル・オブ・ブリテン1940 ドイツ空軍の鷲攻撃と史上初の統合防空システム」

ぶらり八重洲ブックセンターに寄ったら、 「バトル・オブ・ブリテン1940 ドイツ空軍の鷲攻撃と史上初の統合防空システム」という新刊を発見。へえー、こんなの出てたんだと、よくよく帯を見たら、オスプレイ社の「Air Campaign」シリーズの邦訳だった。オスプレイの各種シリーズは以前、大日本絵画が出していたが、最近はそちらもあまり刊行されていないようだしなあ……と思いつつ、一応購入。

大日本絵画から出ていた日本語版オスプレイは、原書に忠実に、イラストや図版も日本語化されていたが、こちらはカラー図版は一部のみ、説明も英語のままの部分ありと、グラフィック面に関しては、やや乱暴な形になっている。しかし内容的には、日本語版として、現役の航空自衛隊幹部諸氏による、当時のレーダーや電子戦の解説が追加されているので、読み物部分は原書よりもボリュームアップされている。 

自分も学生時代、GDWのエウロパ・シリーズ「英国本土決戦」や、エポック「バトル・オブ・ブリテン」を購入したものの、どちらもたいしてプレイしないまま、挫折した形で手放してしまった。そのうちTSWWシリーズで「英国本土決戦」のリメイク版となる「Blitzkrieg II」が発売されたら、今度こそ挑戦したいとは思っているが、いつ出るのやら……