Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【参考文献】クラウゼヴィッツ「縮訳版 戦争論」

クラウゼヴィッツの「戦争論」の縮訳版が出たので購入。一応、自分も学生ウォーゲーマー時代から、岩波文庫版(篠田英雄訳)には触れてきたものの、2001年に中公文庫から出た版(清水多吉訳)は、買ってから1回読み通したかどうかという程度。レクラム版の翻訳(日本クラウゼヴィッツ学会訳)も読みやすいが、この縮訳版は、さらに読みやすくなっている。でも、中公版もそうなんだけど、マリー夫人の序文が女性的な訳し方じゃないと、なんとなく違和感。そこは本論から外れるんだけどね……