Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【参考文献】Martin Kitchen「Rommel's Desert War」

そろそろ「BCS:Brazen Chariots」のルール+ヒストリカルノート訳も終わりそうだなというタイミングで、また北アフリカ戦の洋書「Rommel's Desert War」を購入。こちらは特に「Brazen Chariots」の参考文献リストには含まれていなかったものの、なんとなく以前から気になっていて、Amazonの欲しいモノリストに入れっぱなしだった一冊。値段が5000円~6000円ぐらいだったので、ちょっと高いなあと思っていたが、つい先日、なぜか急に値段が2000円を割り込んできたので、じゃあこのタイミングでと。

内容的には、ロンメル率いるドイツ軍が北アフリカ戦線に登場し、チュニジアで壊滅するまでを概説したものだが、発売が2009年と新しめだったので、何か新たな知見が得られるかなと。個々の戦闘については、先日購入した「The Crucible of War」の方が断然細かく、ボリュームもあるけれど、こちらは図版・写真もあり、フォントも大きめで読みやすい。そうそう、健康診断の待ち時間に読もうと思って「The Crucible of War」を持っていったけど、やはり地図がまったく無い状態で読むのは難しいなあと。あちらはやはり「Brazen Chariots」の地図盤を広げながら、地名と部隊名をつき合わせて読みたい感じ。