シリーズ戦争学入門の第2弾、G.L.ワインバーグの「第二次世界対戦」を購入。軍事史の専門家による第二次世界大戦の概説ということで、欧州・アジア両戦域の流れが簡潔にまとめられている。まあ、すでにアントニー・ビーヴァーの「第二次世界対戦(上中下)」や、H.P.ウィルモットの「大いなる聖戦(上下)」を読んでいると、分量的にはやや物足りない気もする。
A World at Arms: A Global History of World War II
- 作者:Weinberg, Gerhard L.
- 発売日: 2005/03/28
- メディア: ペーパーバック
むしろ気になるのは、本書の元になった、同著者による第二次大戦の通史「A World at Arms」(約1200ページ)だったりする。うーん、ちょっと読み切れるかどうか分からないが、訳者解説ではこの「A World at Arms」を『すでに古典としての地位を確立したといってよい』と評しているので、いずれ手を出すかも。