Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの日記

【Advanced Squad Leader】「Bloody Buron : The First Step to Caen」

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新作 「The Bear's Revenge:The Battle of Königsberg 」を買うついでに、2013年発売のASL(Advanced Squad Leader)ヒストリカル・モジュール「Bloody Buron:The First Step to Caen」も購入。

こちらのお題は、1944年7月8日、ノルマンディのカーン市を奪うべく発動された、連合軍のチャーンウッド作戦の一環として、その前面にあるブロン(ビュロン)村に立て籠もったドイツ第12SS装甲師団第25装甲擲弾兵連隊第3大隊に対し、カナダ軍ハイランド軽歩兵連隊が攻めかかるというもの。このブロン(ビュロン)村は、連合軍のノルマンディ上陸以後から争奪戦が繰り広げられていたが、本作で扱うのは、その最終戦。カナダ軍は、シャーマン・クラブ対地雷戦車や、AVRE工兵戦車なども投入し、この村を解放した。

http://www.lonecanuckpublishing.ca/BB.htm

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マップは1枚。すでに砲爆撃で穴だらけになったフランスの田園地帯という感じ。ただしボカージュは無く、むしろ開けた部分が多い。それだけ射線(LOS)も通りやすいと。 

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「GOSS:Atlantic Wall」でBuron村を見てみると、この通り。そういや「GOSS:Atlantic Wall」のルール翻訳も止まっているが、そろそろ「GOSS:Lucky Forward」も発売されるので、その最新ルール待ち。

ちなみに同名タイトルの戦記が2冊ヒットしたので、カナダでは有名な戦闘なのかもしれない。まあ、第12SS装甲師団を撃退して、カーンへの門をこじ開けたという意味では華々しいのか。
ドイツ軍側を指揮していたクルト・マイヤーの自伝「擲弾兵」でも、このブロン(ビュロン)の戦闘で、麾下の兵たちが火炎放射戦車に焼かれる様が記されていたり、師団参謀フーベアト・マイヤーの「SS第12戦車師団史(上)」では、カナダ軍側の損害の多さも紹介されている(p548)。そういった第12SS装甲師団の断末魔的状況を見たいとか、連合軍工兵戦車がプレイしたいなら、持っていても良いかなと。