1944年9月17日開始のマーケット・ガーデン作戦から75周年ということで、GMT「Holland'44」をソロプレイ開始。ここんとこ濃厚かつ複雑なウォーゲームばかり触れていたので、久しぶりにシンプルな作戦級(と言いつつ実質的には戦術行動が主体)ゲームに戻ってきた感。
そう言えば10年前の65周年には、猿遊会でMMP「The Devil's Cauldron」を2日連続でプレイし、初日の疲労から対戦相手のN村さんがぶっ倒れて翌日来れなくなったという……あれから10年か(遠い目)
それはともかく、こちらがガーデン作戦を担当するイギリス第30軍団。ベルギー国境から、いざオランダへと進撃開始。
こちらがSon橋~Veghel橋付近に降下したアメリカ第101空挺師団。最初の降下チェックにより、4カ所で分散(戦力半減、戦術移動のみ)という、頼りない展開。 ちなみに「?」カウンターは、ドイツ軍の戦力未確認ユニット。自分でも、何がどれだか分からないように配置したので、この後どうなることやら。
こちらはNijmegen付近に降下したアメリカ第82空挺師団。分散は3カ所。
こちらは、Arnhem近くに降下したイギリス第1空挺師団。幸先良く、分散もせずに降下している。だが、えてしてそういう部隊に限って、後で痛い目に……
では、第1(9月17日午後)ターン開始。まずアメリカ第101空挺師団は、周囲を囲む「?」カウンターに接触。いずれもダミーではなく戦闘ユニットばかりだったが、Best、Son、St.Oedenrode、Veghelという北へ向かう街道沿いの街は確保した。ただしドイツ軍によって、取っかかりのSon橋、Best橋が爆破され、史実通りの展開に……
一方、アメリカ第82空挺師団は、Mook、Grave橋を無事に確保。Nijmegen市内にも1個大隊が突入し、橋の確保に向かっている。
北のイギリス第1空挺師団も、史実通りフロスト少佐率いる大隊(3/1P/1)をArnhem市内に先行させ、それ以外の部隊でドイツ軍SSKrafft大隊を攻撃。これをステップロスさせて、やはりArnhemへと接近した。同師団は、第3ターンにLZ-Yに増援部隊が降下するため、その降下ゾーンを確保する部隊を後方に置いてきている。またイギリス第30軍団も、先鋒・近衛機甲師団を先頭にオランダへなだれ込んだ。
これに対してドイツ軍は、第1ターン裏、早くも第406歩兵師団の投入チェックに成功(最速)。Nijmegenへ向かうアメリカ第82空挺師団の補給源とそれを守る空挺大隊に攻撃を仕掛け、これをステップロスさせて後退。第3ターンに第82師団砲兵が降りてくる予定の降下ゾーン、DZ-Tヘクスを占領した。精鋭・第82と、低練度の第406師団とでは士気差によって戦力比が不利に2シフトするが、いつものSimonitch作と同様、低比率の攻撃でも何とかなってしまった。
第2(9月17日夜間)ターン、イギリス第30軍団は、Valkenswaardまで突出。近衛機甲師団スタックは強力だが、守るドイツ軍もそこそこ防御力があるので、戦闘比10:1による自動的DS(防御側撃破)までは持って行けず、ごく普通に攻撃し、上手くいけば戦闘後前進に伴う突破攻撃という、お行儀の良い攻め方となっている。いや、それで良いのか。
アメリカ第82空挺師団は、DZ-Tを奪回すべく、2個大隊でドイツ第406師団を攻撃するも、お互い1ステップロス。Nijmegenへ向かった部隊も、市内で88mm高射砲部隊とぶつかり交戦(ENG)状態に。
一方、イギリス第1空挺師団先鋒のフロスト大隊は、Arnhem橋北詰にいた、やはり88mm高射砲部隊と戦闘に入ったが、これを除去。無事にArnhem橋北詰を確保した。また後続部隊も、Krafft大隊を蹴散らして、市内へ入りつつある。
しかし第2ターン裏。Arnhem市内に急行したSS部隊は、イギリス第1空挺師団グライダー大隊に決死の1:2攻撃を仕掛け、最良のダイス目6で、これをステップロスさせて後退。これによりフロスト大隊を空挺師団本隊から切り離し、Arnhem市内に孤立させた。橋の南詰には、ドイツ軍グレーブナー大尉指揮のSS装甲捜索大隊も迫っており、またまた史実通りの展開に……というあたりで、今回はここまで。
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