コマンドマガジン86号(2009年)から126号(2016年)に掲載された、堀場亙氏の連載記事「日本の戦歴」が太平洋戦争編としてまとまったので購入。コマンドマガジンも毎号買っていないので、こうして記事だけまとめてもらえるとありがたい。
本書では、太平洋戦争で行われた主な作戦・戦闘が網羅され、それにまつわるウォーゲームが紹介されているので『この戦いのゲームをプレイしてみたい』と思った場合には、とても便利な一冊になっている。もちろん2009年~2016年以降に発売されたゲームは含まれていないが、脚注部分でその後に出版されたゲームにも触れられているので、まだまだ内容は古くならないと思う。そもそも太平洋戦線を扱ったゲーム自体、ヨーロッパ戦線モノほど出版されるわけでもないし。
まあ、本書では詳しく触れられていない、近年の太平洋戦線ゲームをうちのBlogから紹介するなら「CSS:Saipan」「CSS:Guam」「CSS:Tinian」「TSWW:Day of Infamy」「TSWW:Singapore !」かな。