Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Wargaming Column】ゆく年くる年2018

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2018年の購入ゲームは、単体ゲーム6個+ASLモジュール2点+ASLヒストリカルモジュール5点+ASL小物10点だった。そのほとんどが、昨年の年末日記で『2018年はこれを購入したい』と宣言していたゲームばかりなので、ある意味、計画通りである。予定から漏れたのは、GMT「Holland'44」とMMP「ASL:Forgotten War」だが、まあ、2019年に繰り越しということで。

2018年前半は、CSS(Company Scale System)の検証が続いたが、「Saipan」「Guam」「Montelimar」をプレイした結果、『兄貴分のGTS(Grand Tactical Series)の方が好きだなあ』と再確認することになった。システム的には、ほとんど同じだし、CSSの方が簡略化もされているし、改善部分もあるし、遊びやすいのだが、自分としては、あっさりし過ぎて物足りない部分もあり、あまり一生懸命追いかけなくても良いかなと思っている。一応、新作が出たら、揃えておくつもりだが……

うっかり買ってしまった「GOSS:Atlantic Wall」は、一応軽く触れたものの、やはり現行ルールの翻訳が無い状態では、プレイしたとは言い難い。もしも2019年に、GOSSの新作「Lucky Forward」(パットン第3軍のロレーヌ戦)が出て、それに付いているGOSS最新版ルールを訳せたら、この「Atlantic Wall」にも再挑戦したい。しかし基本ルールだけでも、英文3段組み60ページ以上なので、果たしてそれを訳す余力があるかどうか……

2018年中盤は、「OCS:Smolensk」を楽しんだ。もし2018年に発売された新作でのベストゲームを選ぶなら、マトモに考えればこの「OCS:Smolensk」なのだが、昨年の「GTS:Operation Mercury」と同じで、普通に面白かった分、意外な驚きは無かったので選外としよう(優等生には厳しい

2018年末は、滑り込み的に「BCS:Last Blitzkrieg」とBCSv1.2に触れられた。多分2019年には、BCS第3作「Brazen Chariots」(北アフリカ戦)が出るだろうから、引き続き来年もBCSは触れていきたい。最近、自分の中では、OCSよりBCSなのだ。

また2018年は、ASLの環境整備が進んだ年だった。品切れぎりぎりでフィンランド軍モジュールを手に入れ、懸案のアメリカ軍もモジュールも購入。プレイの手助けとなる、AFVカード、盤外砲撃カード、砲塔カウンターも入手した。ただ2018年最大の誤算だったのは、今まで見て見ぬ振りをし続けて来たヒストリカル・モジュールに手を出してしまったこと。まあ、ヒストリカルな地図盤を用いた戦術級が楽しいのはGTSで分かっていたし、それをASLでも楽しむ時期が来たのだろう。今年は、ソロプレイながらも隠匿配置や車両にも慣れてきたので、年明けに届くはずの「ASL:Red Factories」(スターリングラード戦のヒストリカル・モジュール)と共に、次は面倒な市街戦や、キャンペーンゲームにも挑戦していきたい。そのヒストリカルモジュールへの沼に引きずり込んでくれたという意味も含めて、2018年のマイベストゲームは「Kampfgruppe Scherer」なのかもしれない(^_^;)

そのあたりを踏まえて、2019年に購入したいゲームを挙げると「ASL:Red Factories」(予約済み)「BCS:Brazen Chariots」(予約済み)「ASL:Forgotten War」「Holland'44」もしも出たなら「CSS:Novorssiyk」「CSS:Fulda Gap」「GOSS:Lucky Forward」「GTS:Race for Bastogne」(予約済み)か。来年は、OCSは休業。できればASLのプレイ回数を増やしたいと思っている。

というわけで、今年遊んでいただいた皆様、どうもありがとうございました。

2019年も引き続き、ほぼ引退状態ですが、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m