「ドイツ装甲部隊史」を購入。著者は、ポーランド戦、フランス戦ではグデーリアンの参謀長を務め、バルバロッサ作戦では第18装甲師団長、北アフリカではドイツアフリカ軍団長、さらに東部戦線に舞い戻って第24装甲軍団長、第1装甲軍司令官となり、終戦まで戦ったヴァルター・ネーリング大将。よく歴史ドラマで、主人公が都合良く、ドラマチックな現場にすべて登場する場合があるが、ネーリングの戦歴を見ると、まさにドイツ装甲部隊が戦った主要な戦場を渡り歩いている感がある。彼がいなかったのは、ノルマンディ等の、大戦後期の西部戦線ぐらいじゃ……