Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

Game Journal #48「信長後継者戦争」Solo-Play AAR

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今週末プレイ予定の「信長後継者戦争」を試しにソロプレイしてみた。三人用ゲームをソロプレイとは無理があるが、あくまでルール確認や流れを読む程度のものである。

勢力分担は、明智+三法師+長宗我部+北条の叛逆軍と、羽柴+信孝+毛利+上杉同盟軍、柴田+信雄+滝川+徳川同盟軍。序盤、先手を取った明智方は「調略」で高山右近を味方に引き入れ、 京支配、「朝廷への献金」、安土支配で着々と正統性を積み上げていく。長宗我部は、来るべき毛利軍の四国侵攻に備えて十河を攻略。北条は、兵をかき集めて上野の滝川一益へ攻めかかろうとするも、柴田方の出した「小田原評定」により武蔵国内で足止め。

一方羽柴秀吉は「大返し」で姫路まで舞い戻ると、明智支配の伊丹を攻略し、堺に丹羽長秀を召喚して湾岸線を固めていく。信孝と毛利は、四国侵攻を企てるも移動力が足らず、十河は見殺しに……

また柴田勝家は、越中松倉を攻め落とし、上杉景勝と睨み合い。織田信雄は、ちまちまと伊勢を攻め、滝川は北条が動けぬ隙に上野を見捨て、信濃へ撤退。徳川は、まったく出番がなかった。

と1ターン進めたところで仕事の電話が入り、ソロプレイも終わりとしたが、一応野戦も見てみたいと云うことで、むりやり上杉で柴田を攻撃。しかし「攻撃側武将の采配値はダイス個数に含まない」と云う防御側有利なルールもあり、上杉景勝はあえなく敗退。まあ野戦するのは、よほど差がある時か、良い手札がある時だろうか。

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とりあえず、おおざっぱなルール確認は済み、なんとなく面白そうな感触も得ているが、展開がどうなるかは未知数。今回はまだ「カード値を消費して何が出来るか」も完全に見えておらず、週末までにその辺りを把握するのが課題だろうか。全4ターン=20手番を完遂するのもなかなか時間がかかりそうだが、これぐらいのボリュームあった方が自分は好きだ。あと呼応チェックのやり方がどこに書いてあるか判らなかったが(3-6)と書いてあったら、ダイス1個振って3から6なら動くってことらしい。