Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

GMT「Here I Stand」AAR

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昨日は「Here I Stand」を、Karter氏、Mi-Boh氏と初プレイ。と言っても自分自身、ルールをまだ把握しきれていないし、他の二人もこの時代の全体像がぼんやりしているので、トーナメント・シナリオの序盤(第4ターン)のみを遊んでみた。イベントも本国と強制発動以外は使用せず、ただ単にCPカードとして回して、ざっくりゲームを理解しようと。

一応、ゲーム展開を記しておくと、オスマントルコは東欧と地中海へ進出。ハプスブルグのカール5世はウィーン救出へと赴き、その留守を狙ってフランスがバルセロナを攻めるもアルバ公に敗退。イングランドエジンバラを攻めきれず、病弱な跡継が誕生した。新教徒は登場したばかりのカルヴァンを使ってフランスへ浸透、ローマ教皇イエズス会大学を建てて対抗、という感じ。ま、実際にイベントカードを使ったら全然違う展開なのだろうが、こんなテキトーなプレイでも雰囲気と面白さは伝わったようで、「次もこれ、もっとちゃんと遊ぼう」という意見で一致した。

各勢力のキャラクターについても、盤上をかけずり回るハプスブルグ、それをちくちく邪魔するフランス、子作りに励むイングランド、口ゲンカをふっかけるローマ教皇、その口ゲンカに「私が相手をしよう」と立ち向かうマルティン・ルター、そしてキリスト教世界の混乱をよそにひたすら攻め寄せるオスマントルコと、おおまかなロールプレイを理解したつもりだが、はたして実際は?