バタイユ初心者会の興奮も醒めやらぬ本日、新作「La Bataille de la Moscowa」が到着した。 今回は初めてプレオーダーで購入。送料込み約13000円。テーマは勿論、来年200周年を迎えるボロジノ会戦(1812年)で、マーシャル版、GDW版に続くバタイユ・モスクワになる。
ただし単なる再版ではなく、地図盤(フルマップ4枚)も一新。驚いたのはバタイユ基本ルールが入っておらず、代わりに最近発表された簡略ルール(通称マリー・ルイーズ・ルール)が入っていたこと。この簡略ルールについてはプレイ経験が無いため何とも言えないが、できれば以前の版と遊び比べてみたい。
※追記:2011年に購入した後、2014年ぐらいにいったん売却。そしてまた2022年になってバタイユへの興味が復活したので、Clash of Armsに直接オーダーして再購入した。本作もすでに10年以上昔の作品だが、これも在庫が残っていて良かった……
さすがモスクワ戦ともなるとフルマップ4枚。
シナリオは「Schevardino」「La Bataille de la Moscowa」 「The Bagration Fle'ches」「The Great Redoubt」「Utitsa」に加え、仮想シナリオ「Barclay in Command」を含めて6本。マップ1枚や、その一部だけを使用するシナリオもあるので、一応プレイできないこともなさそうだ。またバタイユ・サイトでは、12:00開始シナリオも公開されている。http://labataille.us/titles/moskowaIII.shtml
言うまでも無く、当時の軍服を模したカウンターは美しい。切り離すのがもったいなく感じるほど。眺めているだけでもニヤニヤできる。
金銀色まで駆使したその見映えは、美しすぎるあまり見惚れるほどだ。このユニットだけで1200個近くあり、さらにマーカー類が700個、カウンター総数は約2000個にもなる。もっとも旧来のシリーズ作では、部隊編成表がモノクロだったため、ユニット色が見分けられず、配置にもの凄く時間がかかっていたが、本作では編成表もフルカラー化され、並べる手間が軽減されている。
フルマップ4枚広げて遊ぶのは難儀だが、南西マップだけを用いる「Schevardino」シナリオぐらいプレイしたいと思っている。