Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Advanced Squad Leader】「Winter Offensive Bonus Pack #9」「#10」「Action Pack #14」

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毎年恒例、MMPのBlack Friday Saleで買ったASLの小物3点が到着。いや、もうセールで安くなっているモノの中に欲しいブツはひとつしか無かったのだけれど、とりあえずまとめ買いということで。

まずは昨年発売された「Winter Offensive Bonus Pack #9」。こちらはなんと、ヘクス径55mmという、1/285ミニチュア使用も可能なデラックスASLの地図盤4枚とデラックスASL用シナリオ5本のセット。デラックスASLと言えば、1985年、ASLが世に出るのと同時に、第1弾モジュール「Streets of Fire」が、1987年には第2弾「Hedgerow Hell」 が発売されたが、あまり人気が無かったのか、それ以来、出版は途絶えていた。そこへなんでまたデラックスASLの追加なのかと思ったら、来年その2つのモジュールを合わせ、雑誌などで追加されたシナリオをすべて収録した「Delux ASL Redux」が発売されるとのこと。それに先だっての地図盤とシナリオの発表だそうだ。

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自分も、デラックスASLには興味は無く、2つのモジュールも所有していなかったが、まとめて発売されるなら……ということで、一応「Delux ASL Redux」はプレオーダーを入れてある。まあ、よく考えれば、これから先、年老いて視力も落ちてくると、これぐらいデカい地図盤でないと扱えなくなるかも…… 

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そして今年発売の「Winter Offensive Bonus Pack #10」も購入。こちらは両面印刷の横型地図盤10a/b、11a/bとシナリオ4本収録。「Forgotten War」に合わせて、朝鮮戦争シナリオも1本あり。 

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さらに今年発売の「Action Pack #14」も購入。こちらはスタンダードな縦型地図盤#84と、横型地図盤12a/b、シナリオ12本収録。そのうち1944年6月のサン・ロー付近での戦闘を扱ったAP135、AP136シナリオは、マイクロ・キャンペーンゲームとして継続プレイが可能になっている。こちらもアメリカ軍モジュール「Yanks」発売に合わせてか、ノルマンディ上陸以後の西部戦線、フランスでのシナリオばかり。 

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ちなみに「Action Pack #14」の表紙には、イギリス軍のバグパイプ兵が描かれているが、バグパイプ兵が登場するシナリオは無し。いや実際「ASL Annual '89」に、バグパイプ兵ルールがあったので、もしやそれを実装したシナリオが出たかと思ったがそんなことは無かった。ちなみにこのルールでは、バグパイプ兵の演奏範囲内?にいる敵ユニットはその音色で気が散り、バグパイプ兵の演奏技量を修整値として士気チェックを行い、DRに失敗するとPINになったり混乱するという。また同時に、バグパイプ兵の演奏範囲内にいるイギリス軍単独兵(SMC)は、戦意高揚(A10.8)が得られるという利点もあり。またバグパイプ兵が射撃された場合に、楽器が壊れたかどうか判定もあり、ご興味のある方は、カウンターを自作して、イギリス軍が登場するシナリオで使ってみるのも良いかも。