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After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの日記

【参考文献】デービッド・C・イスビー「ソ連地上軍 兵器と戦術のすべて」

ソ連地上軍―兵器と戦術のすべて

ソ連地上軍―兵器と戦術のすべて

 

ぶらり土浦の古書店に行き、1987年発行(原書は1981年)の「ソ連地上軍 兵器と戦術のすべて」を購入。著者のイスビーは、かつてSPIで現代空戦ゲーム「Air War」をデザインした人物。そのイスビーが、まだソ連の情報があまり開示されていなかった当時、ソ連軍の戦術や兵器を分析したという一冊。なぜ今このような本を買ったと言えば、それはもちろん仮想・第三次世界大戦ゲーム「Less Than 60 Miles」で、ソ連軍を動かすための参考書として。

もちろん本書での分析も、当時のソ連軍の実像とはかけ離れているだろうが、当時西側が、ソ連軍をどのように分析していたかを知るのも「Less Than 60 Miles」のプレイには必要かなと。実際、本書で記されているソ連軍師団~大隊の隊形は「Less Than 60 Miles」はもちろん、かつてのSPI「NATO Division Commander」や、より細かい戦術級ゲーム「Assault」あたりにも適用できそうだ。

個人的には、仮想・第三次世界大戦ゲームでは、結局激突することのなかった、ワルシャワ条約側の梯団攻撃と、NATO側のエアランドバトルが実際にぶつかったらどうなったのか?を確かめたい。そういう意味でも、あらかじめソ連軍の戦術を学んでおいて、それをゲーム上でも再現したいとは思っている。「Less Than 60 Miles」をソロプレイするなら、ソ連軍を動かす際に「1980年代の西側が想定していたソ連軍指揮官」として、ロールプレイング・ゲーム的にやりたいなと。