Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Advanced Squad Leader】「ASL Starter Kit #4」

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ASLの新作「ASL Starter Kit #4」をクロノノーツゲームさんから購入。#1が基本の歩兵戦闘、#2が砲兵器、#3が戦車と来て、この#4は太平洋戦線編。しかし#1~#3までが価格30ドル前後だったのに、突然この#4が65ドルなのは、何故なのか。コンポーネント的には、前作とさほど変わらない量なので、なんとなく値上げ感もある(いやむしろ#1~#3が安すぎたとも言える)。 

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カウンターシートは、2枚。SKシリーズでは初お目見えとなる、アメリ海兵隊と日本軍が登場。もちろん日本軍の分隊カウンター裏は、本家ASL同様、混乱面は無く、ステップロスして戦闘を継続するという、ある意味、規格外の扱いになっている。万歳突撃ルールも入っているので、ASL日本軍の独特さがSKでも味わえそうだ。ちなみに本家ASL太平洋戦線モジュール「Rising Sun」には中国軍も入っていたが、そちらは割愛。

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地図盤は、3枚。第一印象としては、太平洋戦線ではなく、一般的なヨーロッパ戦線の地図盤に見えてしまった。「Rising Sun」に入っている地図盤、特に34、36、39、47あたりは、森と川と高地(場合によっては田んぼ)が入り組んだ地形で、それが太平洋戦線の面倒臭さを再現していたのだが、こちらは、地形的にも、入門者向けにマイルドなものになっている。一応、このSK#4にも太平洋戦線の地形ルールは入っているが、それがASL太平洋戦線のハードルを上げている一因でもあるので、地図盤をシンプルにしたのは、賢明な判断だなと。

収録された8本のシナリオも、いずれも規模が小さく、戦車が出てこず、砲兵器も迫撃砲だけというシナリオが4本ある。ASLの太平洋戦線シナリオも、なかなか小振りなモノが少ないように思うので(などと言うとASLマニアから、あれがある、これがあると言われそうだが)、ちょっと日本軍を試してみたい時には、このSK#4で済ませてしまえるのは、ありがたい。

とは言え、実際このSK#4をやるかと言うと、それよりは死蔵中の、ヒストリカルASLのガダルカナル戦か、グロスター岬戦か、嘉数高地戦に挑戦したいところ。もちろん日常的に遊ぶなら、断然SK#4だが……