Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Battalion Combat Series】「Last Blitzkrieg」Tip of the Spear AAR

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今日はKarter氏と、平成最後のウォーゲーム対戦。本当はCMJ146「官渡戦役」をやるはずが、Karter氏が調達できず、急遽「BCS:Last Blitzkrieg」の対戦と相成った。プレオーダーしているBCS第3弾「Brazen Chariots」も、そろそろ発送されるようなので、それに向けての復習会ということで。今回選んだのは、1月にソロプレイした「Tip of the Spear」シナリオ。バルジの戦いの切っ先としてCellsまで進出したドイツ第2装甲師団に対し、アメリカ第2(重)機甲師団が反撃に出るというお題である。今回は、自分がドイツ軍を、Karter氏が連合軍を担当した。

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第1(12月24日)ターン。快晴により連合軍の航空支援ポイントが9到着。先手・連合軍は、早速アメリカ第2機甲師団を活性化させ、ドイツ第2装甲師団先鋒部隊にありったけの砲撃と空爆をぶち込み、これをほぼ壊滅させた。ドイツ軍としては、救援部隊として教導装甲師団を送りたかったが、活性化に失敗して動けず、先鋒部隊を見殺しにしてしまった……

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一方、東では、増援のドイツ第2SS装甲師団の歩兵部隊が盤内に入り、アメリカ第3機甲師団と戦闘に入るも、支援のV号ヤークトパンターを2ステップとも失い、装甲師団と言いつつ、戦車の無い丸裸の歩兵師団になってしまった。

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第2(12月25日)ターン。先手・ドイツ軍は、ようやく装甲教導師団、第2装甲師団本隊を活性化させ、アメリカ軍前線を後退させるも、アメリカ第2機甲師団が怒濤の反撃を見せ、教導装甲師団本部まで突進してきた。また増援のドイツ第9装甲師団は、二度の活性化でMarcheを攻めたが、アメリカ軍の打たれ強さ(ステップ数)と弾幕に押しとどめられている。

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そのアメリカ軍弾幕によって、ドイツ第560国民擲弾兵師団の戦線はズタボロに。東では、さらにドイツ第2SS装甲師団アメリカ第3機甲師団を後退させているが、その背後には休養中のアメリカ第7機甲師団が控えており、この快進撃もいつまで続くやらという感じである。

と、2ターンを終えたあたりで、今回の復習会は終了。今日は終始、アメリカ軍の航空支援と砲爆撃が炸裂したが、次にプレイするであろう北アフリカ(Brazen Chariots)では、こんなに贅沢な戦争は出来ないよねえという話にも。

そしてこれにて、平成のウォーゲーム対戦も終了。まあ令和になっても、引き続き「ほぼ引退」状態で、プレイ回数も少ないとは思いますが、引き続き宜しくお願いいたします……