Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Advanced Squad Leader】A88「Surprise Encounter」Solo-Play AAR

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約10年ぶりにVirtual ASLをインストール。使い方をすっかり忘れていたので、まずは練習がてら、小さめのシナリオを遊んでみることに。どうせなら冬季バージョンの地図盤を用いる、フィンランド軍が登場するシナリオを……ということで「ASL Annual '95」収録のA88「Surprise Encounter」を選択。お題は1939年12月12日、Tolvajarvi湖周辺で、フィンランド軍・ソ連軍双方が側面攻撃を仕掛けようとし、期せずして遭遇したという戦闘。

ところが2ターンほど進めたあたりで、「ASL Scenario Archive」を確認すると、なんと「Annual'95」掲載の地図盤配置が全然違っていたことが判明。仕方なく地図盤を組み替え、最初からやり直し。こういう豪快なエラッタがあるなら、訂正版を「Hakkaa Päälle !」に入れれば良いのになあ。

The ASL Scenario Archive

それはともかく、状況としては、地図盤中央の村落にソ連軍を配置。フィンランド軍は地図盤西端から進入し、東端から勝利得点14点以上(分隊=2点、指揮官=1点+指揮修整点)を突破させるか、7点以上失わずにソ連軍に12点以上の損害を与えれば勝利と。両軍とも秘匿(ルールE1.4)状態で出くわすシナリオというのも初めてかも。 全7ターン。

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さて第1ターン。攻めるフィンランド軍としては、盤外突破を狙うか、敵の撃滅を図るかだが、ソ連軍は、60mm迫撃砲✕2、HMG、MMG、LMGx2と支援火器も豊富で、殴り負けする可能性もあり、今回は突破案を選択。フィンランド軍は、牽制用に、ソ連軍正面と南部にいくつか分隊を送り込みつつ、主力部隊は北方を迂回することにした。

これに対してソ連軍は、のっけからフィンランド軍9-1指揮官+LMGスタックに迫撃砲を撃ち込み、混乱・潰走。白兵戦でもDR2を叩き出し、フィンランド軍5-3-8分隊1を除去している。

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第2ターン。フィンランド軍主力は、北方の森に隠れて突破移動中。ソ連軍も、牽制部隊に対処しつつ、フィンランド軍主力を追撃する構え。f:id:crystal0207:20190203164910p:plain

第3ターン。地図盤東端まで達したフィンランド軍主力に対し、ソ連軍も猛追。LMG分隊を突撃させたが、フィンランド分隊は討ち取れず。結局、次ターンに逆撃をくらって除去された。しかしソ連軍は、回復DRは調子が良く、クラス上昇あり、ヒーロー登場ありと、やる気だけはあるようだ。

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第4ターン。再び、ソ連迫撃砲を浴び、フィンランド軍9-1+LMGスタック、8-0+LMGスタックが混乱・潰走。しかしフィンランド軍は、すでに14点近く突破させられる位置まで来ており、ある意味、王手寸前。後は、部隊の回復を待つばかり。とりあえず時間を稼ぐために、ソ連軍側面に6-4-8分隊x2が接近。迫撃砲の最短射撃距離(3ヘクス)の内側に入り、主力の突破を援護することに。

またこの頃、南部で唯一生き残ったフィンランド軍5-3-8分隊が、攻め寄せるソ連軍4-4-7分隊x3を臨機射撃・最終臨機射撃ですべて混乱させ、完全にフリーとなり、これも東端への突破が見えてきた。

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結局、第5ターンにフィンランド軍がことごとく回復に成功し、14点分の部隊が東端へ突破。フィンランド軍の勝利と相成った。正直、どれか1個分隊でも回復に成功しなかったら14点に届くだけの部隊は退出できなかったので、きわどいサドンデス勝利だった。 

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それにしても、10年ぶりに触れたVASLは、いろいろ便利になっていて驚いた。画像のように、白兵戦(CC)ボタンでDR2を出すと、浸透(A11.22)による離脱ができますよとか、新たな指揮官が出現するかもよ(A18.12)とか、車両なら偶然破壊されるよ(A11.501)といった、そのダイスロール結果によって引き起こされる事象まで表示されている。こういった細かいルールは、あまり頭に入っていないので、PCに表示してもらった方がルール抜けが少なくプレイできそうだ。昔、こうじゃなかったよね? ソロプレイながらも、ルールを正しく指摘してくれるのはありがたい。しばらくVASLでソロプレイを重ねてみようかな……